702:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:01:24.80 ID:1Ac6BJ7uo
フレンダは姉が自分を探しに学園都市に来ていることが何より嬉しかった。
彼女は佐天に質問する。
703:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:02:17.57 ID:1Ac6BJ7uo
「それが裏目に出ちゃったて訳よ。テレスティーナは間違いなく私たち、いや、私のことを警戒している」
「……ご、ごめん。私がMARに行こうって言ったばかりに…」
704:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:03:12.60 ID:1Ac6BJ7uo
「…私はないわよ…私だってむしろ……フレンダがお姉ちゃんと会えれば嬉しいって思うけどさ」
「なら、対面できないまでもメールくらいさせてくれたってよくない?」
705:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:04:39.04 ID:1Ac6BJ7uo
フレンダは佐天と話し合いを終えると窓越しから外を見る。
「夏も、もう直ぐ終りね」
706:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:05:38.16 ID:1Ac6BJ7uo
「フレンダを学園都市から逃がすって事は…殺人者を学園都市の外に放り出すって事?」
佐天のトゲのある発言にフレンダの眉がぴくりとうごめく。
707:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:06:51.80 ID:1Ac6BJ7uo
佐天はまるで幻想御手の時から変わってないな、と自分で思う。
幻想御手の時は自分の意思で善悪を超え、自分の興味で使い、昏倒した。
今回も自分が免罪符を得たいからという理由でフレンダを学園都市から脱出させる事に協力しようとしている。
708:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:07:37.90 ID:1Ac6BJ7uo
感心するフレンダを佐天はちらと見ると「この仕事も自分の意思ではじめたしね…」と小さい声でつぶやく。
先ほどの暗い雰囲気は多少は和らいできた感じだった。
709:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:08:11.26 ID:1Ac6BJ7uo
――柵川中学学生寮前
正直笑うのも億劫だった。
しかし、砂皿さんからの連絡でこの時間帯だったら君の妹がいるかもしれないといわれれば、無理やりにでも笑顔を作る。
710:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:08:55.58 ID:1Ac6BJ7uo
(まだ居ないのか?来てないのかな?)
半ば諦めかけていた時だった。
711:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 04:10:19.21 ID:1Ac6BJ7uo
すいません。
今日はこれで終わりです!
あとどんくらいで終わるんだろうか…
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