過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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817:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:03:19.45 ID:ZmrClH2Ho

――第三学区の個室サロン


「未元物質は、この建物の中に居る」
以下略



818:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:06:36.50 ID:ZmrClH2Ho

「させるかっての、私にも色々あってね」


ふぅん、と垣根は鼻で笑うと未元物質を顕現させる…と言ってもみえないのだが。
以下略



819:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:07:03.25 ID:ZmrClH2Ho

「ふーん…そう。…でも、簡単に滝壺を渡す訳にはいかないわね」


「だったら取引しよう」
以下略



820:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:08:05.15 ID:ZmrClH2Ho

麦野の脳裏にフレンダの顔が浮かぶ。
まさか、アイツ!裏切りやがったのか?
彼女は自分の頭に一気に血が上り沸騰する感覚を覚える。

以下略



821:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:08:38.07 ID:ZmrClH2Ho

「狙撃手からピンセット貰ってきたわよ?その直後に狙撃手はお宅の窒素使いにやられて重傷だけどね」


心理定規はアタッシュケースに詰められたケースごと垣根に手渡すと、麦野がいるにも関わらずそれを手に嵌める。
以下略



822:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:09:53.03 ID:ZmrClH2Ho
垣根はそう言うと心理定規にくいっと麦野のそばに行くように首で指示する。
命令された心理定規ははいはい、と悪態をつきつつも麦野のそばにゆっくりと寄っていく。


立ち尽くしている麦野の額の辺りに心理定規はさっと手を添える。
以下略



823:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:13:18.23 ID:ZmrClH2Ho
「…な、オイ!待て!……!待って!」


先ほどまで威勢の良かった麦野は心理定規の能力の説明を聞かされ、大人しくなる。
しかし、心理定規のすらっとした細い腕は麦野の頭のあたりにぴたと触れる。
以下略



824:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:14:30.19 ID:ZmrClH2Ho

「未元物質、解除するぞ」


「えぇ。恐らく、彼女にはもう抵抗する気力はないから、平気よ」
以下略



825:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:14:55.96 ID:ZmrClH2Ho

ここまでっす!


826:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/15(火) 18:24:29.30 ID:ijfUozmDO
心理定規って「自分と相手の距離を調整する」んじゃなかったっけ?


827:作者 携帯から
2011/03/15(火) 18:42:07.04 ID:HYaTPUODO
うわ!心理定規の力拡大解釈してた……。すまねぇ!


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