868:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:19:51.88 ID:HhUvIBkbo
(あの白人女、確かフレンダの姉とか言ったか?…に私は、たしか、撃たれて倒れて……そっから……)
麦野は自分が撃たれた時の前後の一連の出来事を思い出す。
869:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:21:15.35 ID:HhUvIBkbo
「え……、浜面と?」
麦野は記憶を思い返す。
870:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:23:30.66 ID:HhUvIBkbo
「なっ。何してんだよ…!はまづらぁッ!」
麦野にとっては浜面のキスもただの欝陶しい唇をくっつけるだけの動作程度にしか感じられなかった。
871:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:24:28.88 ID:HhUvIBkbo
――第七学区オフィスビル群
美琴は目の前で繰り広げられている戦いに言葉を失っていた。
872:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:24:56.63 ID:HhUvIBkbo
「おもしれー力だなオマエ。背中から翼も生えてるぜェ?」
「仕様だ。じゃ、つぎは俺の番だな?」
873:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:26:01.30 ID:HhUvIBkbo
「よそ見してるひまありますかァ?」
(ん?あの女、垣根の女かァ…?)
874:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:27:05.44 ID:HhUvIBkbo
音速を越えたスピードなら一足飛びで垣根に相対するはずだ。
そう考えた矢先、垣根の鳥肌がズアッと粟立つつ。
875:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:27:39.15 ID:HhUvIBkbo
「そこまでだ、スクールのリーダー、垣根帝督」
やじ馬の中から出て来る三人の男女。その中の一人、金髪頭でBVLGARIのサングラスを掛けた男が告げる。学ランを着ているが下には派手なアロハシャツ。
876:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:30:33.91 ID:HhUvIBkbo
――柵川中学の学生寮
陽がくれはじめている。
877:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:32:38.79 ID:HhUvIBkbo
――第三学区と日本国の境界線付近
「随分な数の警備だな」
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