907:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:26:10.61 ID:Mj+dOVNSo
こんにちわ。
今日明日と私事で投下出来ないので、少しだけ投下します。
レス嬉しいです。感謝です。
今回の投下では性描写は無いですが、今後ちょっとだけ入る可能性があります。
908:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:31:07.06 ID:Mj+dOVNSo
――第三学区 出入国ゲート付近
「各自持場に就いたまま聞け」
909:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:32:52.38 ID:Mj+dOVNSo
(あぁ?何だ?事故か?)
数多が大型無線車のドアをガチャリと開ける。
910:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:34:17.59 ID:Mj+dOVNSo
ダッシュボードからずいっと出されたのは黒い硬質な塊。拳銃だった。
グロック26拳銃。コンパクトなデザインで洗練されたそれは砂皿の手に握られている。
911:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:35:59.66 ID:Mj+dOVNSo
「ったくぅ、てめぇらバカかよ。いつ俺が、止めろなんていったぁ?」
数多はそう言うと無線トラックからスティンガーミサイルを取り出すとカチャリと構える。
912:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:37:24.86 ID:Mj+dOVNSo
数多はそう言うと先ほど戦った様に、ポケットから炭素繊維で編み上げられた手袋を嵌める。
「そんなに肉弾戦が好きか…」
913:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:38:31.30 ID:Mj+dOVNSo
「チッ」
砂皿は軽く舌打ちをする。
914:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:38:57.97 ID:Mj+dOVNSo
(なんていう力だ…!)
砂皿は踏ん張るが、それでも数多の剛力から繰り出される蹴り足によろめいた。
915:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:40:08.71 ID:Mj+dOVNSo
――第三学区 立体駐車場
「どォも、どォも、アイテム抹殺命令を受けてやってまいりましたァ…」
916:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:41:54.19 ID:Mj+dOVNSo
(なるほど、フレンダが超大脱走したって事ですか…で、脱走者を出したアイテムに制裁を加えるために第一位がここに来た…)
「超浜面と麦野と滝壺さんを連れて早く避難して下さい」
917:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:42:43.88 ID:Mj+dOVNSo
絹旗はそういうと、「滝壺さん、すいませんっ!」と一礼すると滝壺のお腹を殴る。
怯んだ滝壺のポケットを彼女がまさぐっていく。するとポケットの中にシャープペンの芯入れほどの大きさのケースを見つけた。
絹旗はそれをぐっと握る。
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