933:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:16:12.58 ID:qK/F6skHo
「
脱走者ねぇ……クローンのあなたにもいつか思う時がくるって訳よ!この腐った街から脱出したいってね!」
妹達にそう告げるとフレンダは痛む足を押さえつつ、腰に差しているククリ刀を抜刀する。
934:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:17:56.21 ID:qK/F6skHo
「あっぶないモン持ってるじゃない!」
「チッ、気づかれましたか、とミサカは舌打ちをして悪態をつきます」
935:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:19:01.71 ID:qK/F6skHo
妹達がにやっと笑った時だった。
フレンダ達が戦っている後方、つまり、砂皿と数多が戦っている方でどよめきが起こった。
それは見ている野次馬達からもたらされたものだった。
936:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:21:05.19 ID:qK/F6skHo
「砂皿さん!大丈夫ですか!?」
早く手当てをしなければヤバイ。ステファニーはそう思い、いてもたってもいられなくなり砂皿に駆け寄った。
937:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:22:42.14 ID:qK/F6skHo
「フレンダぁ!!そのままゲートを越えて!!」
「うん!」
938:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:23:38.47 ID:qK/F6skHo
日本側ゲートもかなり混乱しており、遠くから、警察のサイレン音が聞こえている。間もなくこの現場に来るパトカーの音だろう。
一方、境界線にいたモンスーンの二人は学園都市の技術の粋である自分達を見せまいといち早く退避する。
残った猟犬部隊は既に自分達の任務が失敗した事に怯え、その場で自決し始めた。
939:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:24:36.01 ID:qK/F6skHo
日本側ゲートもかなり混乱しており、遠くから、警察のサイレン音が聞こえている。間もなくこの現場に来るパトカーの音だろう。
一方、境界線にいたモンスーンの二人は学園都市の技術の粋である自分達を見せまいといち早く退避する。
残った猟犬部隊は既に自分達の任務が失敗した事に怯え、その場で自決し始めた。
940:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:25:58.08 ID:qK/F6skHo
「クッソ!!!」
自分がつい先ほど油断してしまったことに怒りがこみ上げてくる。
941:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:27:37.63 ID:qK/F6skHo
――第三学区 立体駐車場
「ったく。手こずらせやがってよォ」
942:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:28:23.90 ID:qK/F6skHo
下着姿になっても絹旗は動揺しなかった。
その挙措に一方通行は僅かに顔をしかめる。これでは彼が今まで殺してきたクローンと全く同じ。
「今からてめェをグチャグチャにして殺すぜェ?何か言い残すこととかねェか?それか、未練がましく暴れてみたりしねェのか?」
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