953:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:56:21.27 ID:qK/F6skHo
風呂場に向かって行く途中に麦野が浜面に声をかける。
「浜面、お腹減った、シャケ弁お願い」
954:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:56:53.31 ID:qK/F6skHo
――柵川中学学生寮前
今日は学校の日だ。というか既に遅刻確定。
昨日の夜遅くまで、自分のやった行為を考え直していた佐天。
955:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:58:50.48 ID:qK/F6skHo
佐天は美琴に部屋に入るように促す。
「佐天さん、今後どうするつもり?」
956:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 22:00:20.62 ID:qK/F6skHo
佐天の言うことに美琴は反論出来なかった。
いくら美琴が佐天の事を考えると言っても結局はそこまでなのだ。一緒に考える。それは確かに嬉しい。自分の境遇を理解してくれる理解者が居たら嬉しい。
957:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 22:01:53.23 ID:qK/F6skHo
美琴が帰ってから少し時間が経ってから、再び寮のインターホンが鳴る。
『佐天さん?私です。テレスティーナ。覚えてるかしら?』
958:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 22:03:22.70 ID:qK/F6skHo
――府中 学園都市刑務所 面会室
ドラマでよく見るような部屋に佐天はいた。
ここは府中刑務所の面会室。佐天はMARの隊員達に連れてこられたのだ。
959:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 22:04:38.33 ID:qK/F6skHo
――アイテムのアジト
浜面がシャケ弁と適当にチョイスしたパンを買ってきた。
960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2011/03/28(月) 22:04:46.84 ID:NHb36Sl8o
なん・・・だと・・・!?
961:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 22:05:16.28 ID:qK/F6skHo
「…私、どうしたらいいかな?浜面」
麦野が髪をかき分けつつつぶやく。
962:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 22:06:30.48 ID:qK/F6skHo
――府中刑務所 面会室
佐天のいる部屋とは反対側にいる四人の男女。
正確に言えば男三人と女一人。
963:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 22:11:48.05 ID:qK/F6skHo
銀髪の男は「あァ」と頷く。
すると隣にいる金髪のサングラスの男が今度は椅子に座って、話し始めた。
「ま、そういう事だにゃー。みんなハッピーエンドになったって事かな?生きてる奴は」
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