過去ログ - 一方通行「いい子にしてたかァ?」
1- 20
32:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:08:31.77 ID:qfluUYGG0


「ただいま〜」

「オイ、まずは手洗いだろォが」
以下略



33:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:10:03.66 ID:qfluUYGG0


「さて、夕飯の仕度しねェとな」

「あーくんが作ってくれるの?」
以下略



34:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:11:21.24 ID:qfluUYGG0



「今日のごはんなぁに?」
「なンだと思う?」
以下略



35:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:13:52.72 ID:qfluUYGG0


「挽き肉とタマネギをよく混ぜろよ?」

「ぺったんぺったんするんだよね」
以下略



36:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:14:52.54 ID:qfluUYGG0


「ぺったん、ぺったん、ぺったんこ。ママのむねもぺったんこ。おねえちゃんたちはおっきいのにママのおむねはぺったんこぉ」

「……それ、ママには言ってやるなよ?アイツマジで泣くから…」
以下略



37:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:15:27.20 ID:qfluUYGG0

「またケンキュウ?」
少女は一方通行の撫でる手つきそれだけで事態を察したように瞳を伏せる。

「あァ……そうだ」
以下略



38:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:15:59.44 ID:qfluUYGG0

日頃から湯船に入る前に、身体を洗うように言い聞かせているため、想は身体に湯をかけるとボディーソープを泡立て始める。
広い浴室は、青年と少女が並んで座る余裕があった。
少女の母親が決めたこのマンションの目玉の一つがこの大浴室だ。
全寮制のお嬢様学校、それも頭に超が五つくらい付くような学校の出だけあって、浴室やキッチンにはうるさいのだろうか。
以下略



39:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:17:16.69 ID:qfluUYGG0

想は諦めたのか、渋々シャンプーを泡立てて、肩まで伸びたセミロングの髪をわしゃわしゃと洗いはじめる。

泡が目に入らぬように目をぎゅうぅっと瞑っている姿に笑いをこらえる。
本人は一生懸命なのだから。
以下略



40:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:18:04.93 ID:qfluUYGG0

「100まで数えるからなァ。もう覚えたか100まで?」

「うん。きぬはたせんせいにもほめられたの。『そうちゃんちょうすごいです。てんさいです』ってほめてたの」
以下略



41:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:18:43.28 ID:qfluUYGG0

「うるせェ、ガキが起きるだろォが」

一方通行はそんな脳天気にさえ思える声に、しかめ面で答える。
声を抑えている彼に、一瞬首を傾げるが、すぐさまその理由に気づく。
以下略



42:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/27(木) 22:19:22.67 ID:qfluUYGG0


「今さっき寝付いたって…もう11時じゃないの。こんな時間まで起こしてたのアンタ」

以下略



1002Res/454.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice