37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 05:17:39.39 ID:xCJ53iVR0
姉の凶行に心を痛めている憂。
目に見えてわかるほどの憔悴しきった顔で、それでも健気にいつも通りに振舞おうとする憂。
可哀想でならなかった。そして、それに全く気がつかない唯先輩が許せなかった。
いや、それとも……もしかして、気付いた上で犯行を重ねているのだろうか。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 05:26:07.75 ID:xCJ53iVR0
「じゃあ、ガリガリ君は当分止めにするわね」
「うん」
「……本当にいいのね?」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 05:37:45.05 ID:xCJ53iVR0
「わかりました。今から戻りますので、ちょっと待っててください」
『悪いな、梓……本当は、私達だけでどうにかしたいんだけどさ』
「水臭いこと言わないでください。あと、律先輩に弱気な声は似合いませんよ」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 05:44:42.94 ID:xCJ53iVR0
とは言え。
このまま放って置くことも出来ないわけで。っていうか、だからこそ私は呼ばれたはずだ。
私は早速本題に入る事にした。もう余計な遠慮などしていられない。
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/02(水) 05:48:14.99 ID:xCJ53iVR0
一先ず、今日はここまで。
それにしても、ここは文字数制限や改行制限がvipよりも大分緩いのね。
おかげでテキストからコピペする時、行数で蹴られる事ないから楽ちんだわ。
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 05:50:55.71 ID:v5fCl0cRP
乙。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 10:56:50.85 ID:mR9J3iC50
それはある暑い夏の日のこと──背筋の凍る事件の始まりは、一本のアイス棒だった
唯「ねえ、小さい頃やらなかった? お墓遊び」
その日を境に女子高生の日常は、恐怖の日々となる
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/03(木) 00:03:29.97 ID:ApuBWSEk0
>>43
なんか、そういうMADあったよね。
ちょっと時間が早いけど、続き投下します。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/03(木) 00:05:16.78 ID:ApuBWSEk0
澪先輩は今にも泣きそうな顔で、律先輩は私の言葉にとても驚いた顔をしている。
私だって言う時は言うのだ。特に今回は憂が苦しんでいるのだから。
一切の妥協は許されないんですよ、先輩。
私としては別にふざけているわけではなかったが、ムギ先輩の目にはそういう風に映ったらしい。
見たことの無い真剣な表情で、太い眉毛を吊り上げていた。
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 00:08:54.71 ID:ApuBWSEk0
実際、得意なんだと思う。
人のあら探しや、それを躊躇なく言える態度。考えれば、納得できない事も無い。
ましてや唯先輩が相手となれば、私以外の適任者がいるとも思えないし。
もう一度、溜息をついた。
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/03(木) 00:15:47.30 ID:ApuBWSEk0
「部活中なら、唯先輩がどんな行動をとっても皆でフォローできるじゃないですか」
「どんな行動をとっても……? 唯が何をするって言うんだ?」
「追い詰められた犯人が自暴自棄になって暴れだす、というのはよくあるパターンですから」
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