過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:22:39.67 ID:IPw4RKqDO


(人払いの一種? だとしてもプロの魔術師が揃って引っ掛かるとも思えないわね……)


以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:23:18.00 ID:IPw4RKqDO


「っ!!!!」


以下略



174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:25:03.66 ID:IPw4RKqDO
神裂達が何処かに吹っ飛ばされたのではない。自分が何らかの“領域”に足を踏み入れ、取り込まれたのだ。
仮定でこの現象が魔術師による術式だとする。しからば自分が何らかの行動を取ったか、何らかの物体に接触したために発現したに違いない。
例えば、


以下略



175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:26:22.92 ID:IPw4RKqDO


一向に変わる様子は見当たらない。これで魔術師である線は消えた。
もし薙ぎ倒した樹木に仕掛けていたなら、術式は壊されたのでヴェントは既に元の世界に戻されているはず。
樹木じゃなく範囲を指定した術式ならば、あれだけの人数が居た中で、ヴェントだけが放り込まれたというのは変な話だから。
以下略



176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:27:40.90 ID:IPw4RKqDO
周辺は至って変わらない。ロシアの雪山だ。つい数秒前の樹木の位置も全て同じ。

一目で判る違いは、被害の酷さ。
見る限り引き裂いた跡が甚だしい上に、

以下略



177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:29:02.80 ID:IPw4RKqDO

自身の属性強化のために、強制的に空を支配し夜闇に変える『世界を終わらせる力』―――『天体制御』。

ヴェントは再び樹木の甚だしい引き裂いた跡に視線を移す。

以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:30:12.81 ID:IPw4RKqDO

ヴェントは駆け出す。足下に目を凝らせれば、足跡が幾つもの存在した。全て同様の型だ。


「たった一人で立ち向かっている? ……フザケてるわね」
以下略



179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:31:31.89 ID:IPw4RKqDO

足を止め、目を見開き、息を詰まらせる。

彼女の行く手には、森林とは隔てるようにポッカリと樹木の無い空間が広がっていた。
真ん中には寂しく切り株がポツンと孤立。……その切り株に、腰掛ける人影が一つ。
以下略



180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:35:05.01 ID:IPw4RKqDO

彼女の形相が深い笑みへと変貌していく。艶めかしく舌なめずりをする姿は、獲物を見付けて奮い立つ獣に酷似していた。
ヴェントはステップを踏むように十メートル以上空を飛翔。ハンマーを携えて、咆哮の如く叫ぶ。


以下略



181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:38:53.37 ID:IPw4RKqDO


「いっ!? ヴェ、ヴェントぉっ!?」


以下略



182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/20(日) 09:40:11.97 ID:IPw4RKqDO
直ちに彼は前方に沿って大きく飛び跳ね、回避を試みる。
その僅か数秒後。着弾した空気の鈍器は、切り株を木っ端微塵に炸裂。
しかし被害はそれだけに留まらず、周りの雪や泥を根刮ぎ抉って、四方八方飛び散らせた。

上条当麻はこの一連の動作を目視し、悲鳴を上げた。
以下略



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