過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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604:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:25:20.54 ID:Yc4Cln2YP
それを撥ね退けるだけの力を、この男は持っているのか?

有るワケが無い。あれだけ膝が笑っていたのだ。この男に余力など

……いや、
以下略



605:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:25:51.01 ID:Yc4Cln2YP
「後に輸送機?」

完全に気分を害された彼らは、主に彼女の方だが、居たたまれなくなって、これは主に彼の方だが、結局その空間から逃げた

御坂美琴にとっては少し見慣れた機材が所せましと配置されている学園都市の高機能な輸送機のコックピット部分で、自分よりもずっと背とスタイルと恐らく頭脳も上の女性の隣に、取り逃がした男は立って、レーダーの画を見ていた
以下略



606:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:26:23.29 ID:Yc4Cln2YP
上条「CIA本部……か」

言った相と、応えた上条が、お互いの目を真面目に見合っていた

CIAと彼の接点といえば
以下略



607:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:26:49.99 ID:Yc4Cln2YP
他方、もちろん変化はある

近づく者を殆ど無差別に排除していた枝や根が一か所に集中すれば、その対象以外の者への妨害は必然的に薄くなるか、無くなるのだ

この樹を斬り倒したい存在なら、いくらでもいる。それこそロンドン中に
以下略



608:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:27:18.14 ID:Yc4Cln2YP
彼ら向けに規模の縮小された枝や根は彼らを弾くには十分だが、逆に切り払われるにも十分な強度硬度だ

しかし、それらはすぐさま再生、もとい幹から伸展してきて、やはり彼らの足止めには十分だった

ローラ(む?)
以下略



609:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:27:52.75 ID:Yc4Cln2YP
全ては、再生と強化

その根底にあるのはアックアへの敵意

幹という盾に囲まれた空間の中央で、彼は一人待っていた
以下略



610:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:28:47.00 ID:Yc4Cln2YP
サイズこそ小さい。だが小さいだけで、その力は比類するものを挙げるのが難しい

アックア「だが貴様のこの力、フィアンマから来たのであろう!!」

明らかに身の丈には無理があろうとも、彼はその拳を左手で受け流しつつ受け止め
以下略



611:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:29:19.82 ID:Yc4Cln2YP
そういうハッキリしたカウンターも有る訳だから、その手の術式は引っ掛けやダミーに使うのが筋だった

しかし、現状、明らかにそれは通じていなかった

アックア(つまり奴も、本体ということなのか?)
以下略



612:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:29:48.88 ID:Yc4Cln2YP
その行為に違和感を感じない訳ではなかったが、彼の集中の矛先は彼女ではなかった

そしてその行動はもちろんテッラにも目に入っている

テッラ「「あなたは、アックアの味方をするのですねー」」
以下略



613:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/07/04(月) 08:30:23.41 ID:Yc4Cln2YP
団長「加勢に来たぞ、ウィリアム!!」

そこには騎士団長が率いる騎士たちの姿を始めとして、第二王女や女王、最大主教の姿も有った

テッラ「「「これは……ヴェント、あなたですねェェ?!」」」
以下略



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