過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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767:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/08/14(日) 07:26:31.87 ID:V56t3hU6o
保守はいらないとだけ言っておく


768:遅れたのは大体、公安と新幹線と如水館のせい[sage]
2011/08/16(火) 12:15:20.54 ID:o6qpCmN7o
「このクレーターも、やはり」

岩石が溶けて生まれたと言うには少々丸すぎる金属製の球をみて、やはり彼女は同じ文字を見つけた

朝になったばかりのアメリカの廃墟、最早ここがどういう地名の場所なのかすらも分からない
以下略



769:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/16(火) 12:16:30.66 ID:o6qpCmN7o

急な動きに思わず彼女は距離をとる

そして、まるで花が開くように綺麗に五等分に分かれた隕石の内面から、花粉のような、微粒子の塊のような何かが辺りに大量にまき散らされた

以下略



770:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:16:56.19 ID:o6qpCmN7o

神裂「声を聞く……。超能力のことは詳しくは知りませんが、なかなか特殊なもののようですね。少なくとも、私にはそのような神託を聞いたりすることは出来ません」

「そうなのかい。どちらかと言えば無愛想な子だが、こうして生き残れた以上、俺達にとってはありがたい存在だ。だが、そんな彼女でもあの隕石については知らないみたいだ」

以下略



771:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:17:58.28 ID:o6qpCmN7o
「先ほど儀式を終えたばかりだというのに、仕事熱心ね」

儀式を終え、ロシア成教の救世主となったフィアンマが研究施設に入ろうとした時のことだった

フィアンマ「おっと、ヴェントじゃないか。さっきの式典には参加していなかったよな」
以下略



772:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:18:30.62 ID:o6qpCmN7o

フィアンマ「褒め言葉として受け取ろうじゃないか。ともかくだ。認めてしまえよ。その方がずっと楽になる」

彼の言の葉は一種の誘導の役割をしている。駒の離反を防ぐという目的で。それはヴェントにも分かっていた

以下略



773:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:19:01.52 ID:o6qpCmN7o

それが意味するのは、彼女のフィアンマに対する感情から、露骨だ

ヴェント「それって、ひ、卑怯だろ。飴と鞭どころか、飴と飴よ」

以下略



774:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:19:33.36 ID:o6qpCmN7o

フィアンマ「しかし、お前はどう思う」

「どう、とは何を?」

以下略



775:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:20:13.98 ID:o6qpCmN7o
「見えなくなってしまいましたか」

女が一人、立ち止まって夜空を見上げ、呟いた

瓦礫が左右に撤去されただけの道の上に、仮設の電光設備があっても、それでも十分に見えていた夜空の星月が、今は全く見えない
以下略



776:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:20:48.37 ID:o6qpCmN7o
部屋の入り口に本来あるべき扉の代わりの、一応の衝立の隙間から中の様子が伺えそうだ。あまり良くは見えないだろうが

「そう? 確かにちょっと激しかったかもしれないけど」

この声は、御坂美琴だろうか
以下略



777:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:21:32.70 ID:o6qpCmN7o

"消えたりしないで"という言葉は、恐らく本心から出た言葉だろう

しかし、上条当麻の優しさが欲しかった相には、邪魔しないで、と彼女が言っているように思えてならない

以下略



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