過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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773:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:19:01.52 ID:o6qpCmN7o

それが意味するのは、彼女のフィアンマに対する感情から、露骨だ

ヴェント「それって、ひ、卑怯だろ。飴と鞭どころか、飴と飴よ」

以下略



774:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:19:33.36 ID:o6qpCmN7o

フィアンマ「しかし、お前はどう思う」

「どう、とは何を?」

以下略



775:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:20:13.98 ID:o6qpCmN7o
「見えなくなってしまいましたか」

女が一人、立ち止まって夜空を見上げ、呟いた

瓦礫が左右に撤去されただけの道の上に、仮設の電光設備があっても、それでも十分に見えていた夜空の星月が、今は全く見えない
以下略



776:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:20:48.37 ID:o6qpCmN7o
部屋の入り口に本来あるべき扉の代わりの、一応の衝立の隙間から中の様子が伺えそうだ。あまり良くは見えないだろうが

「そう? 確かにちょっと激しかったかもしれないけど」

この声は、御坂美琴だろうか
以下略



777:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:21:32.70 ID:o6qpCmN7o

"消えたりしないで"という言葉は、恐らく本心から出た言葉だろう

しかし、上条当麻の優しさが欲しかった相には、邪魔しないで、と彼女が言っているように思えてならない

以下略



778:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:22:04.62 ID:o6qpCmN7o
神裂「下着や衣類、ありがとうございます」

そこは、森に囲まれた天然の洞窟。近くには木材運搬を考えている比較的大きな林道が通っており、戦車が二、三台は入りそうな大きなトレーラーもある

都市の近くよりも、そういう要素を感じさせない自然の中に逃げるべきと判断して、彼らはこんなところへ逃げていた
以下略



779:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:22:40.35 ID:o6qpCmN7o

トレーラーの近くで、薄汚れたタオルのようなもので顔をごしごしと拭きながら、腹の出たガタイのいい男性が車体の下を見つめている

その視線の先から、ガラガラとキャスターのついた台の上に仰向けに寝た少女が、同じように顔を汚して滑りながら現れる

以下略



780:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:23:06.75 ID:o6qpCmN7o
クローンの少女が十分に水を口に含んだ後に、彼女は聞いた

「いえ、ここに居るのは、いろいろな町町でたまたま生き残ってしまった人たちばかりです。施設の人はみんな散り散りとなってしまって、恐らくは」

神裂「そうですか……」
以下略



781:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:24:07.55 ID:o6qpCmN7o

彼女の言葉には、固い経験に裏打ちされた感じがした

どんなに良い言葉で説明しても、恐らく、少女の経験を上回る理論にはならないだろう

以下略



782:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:24:34.26 ID:o6qpCmN7o
「うわぁ、すごい雨」

次の日は、朝日は拝めなかった

朝早くからパラパラと雨が降ってきたので、青空食堂となっていたところにシートをかける作業を終わらせた後、その雨は急に勢いを増したのだった
以下略



783:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/16(火) 12:25:05.49 ID:o6qpCmN7o

御坂「黒子の近くは危険だからこっちに来なさい」

打止「そーする、ってミサカはミサカは黒子から露骨に距離をとってみたり」

以下略



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