過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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955: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:22:53.13 ID:rSukkoHc0


「に、しても……今日もらしくねえ面してんな。不本意だが、見慣れちまったよ」

「………すまねぇ。今……ちょっとな」
以下略



956: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:24:42.14 ID:rSukkoHc0


「なぁ、浜面」


以下略



957: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:26:23.83 ID:rSukkoHc0


首を傾げている半蔵を横目で窺ったと思ったら、急に尋問口調である。


以下略



958: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:27:43.98 ID:rSukkoHc0


ふっ……と、乾いた笑いが零れた。
昨日の出来事を大雑把ながらも半蔵に話す。反応は――――――何とも曖昧だった。

以下略



959: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:28:50.37 ID:rSukkoHc0


氷解したところに苛むのは、並ならぬ後悔と自責。
滝壺の損失でぽっかりと空いた心につけこむようにして現れた仮想の悪魔。その悪魔に精神を呆気なく乗っ取られてしまった。
浜面自身がそんな自分を許せないのだろう。その気持ちは半蔵も少なからず共感できた。
以下略



960: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:30:42.13 ID:rSukkoHc0


「………どのツラ下げて会ったら良いのか、わかんねえんだ」

「ま、そのツラじゃいけねえのは確実だな」
以下略



961: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:32:28.09 ID:rSukkoHc0


「だから、さ……。一人で暴走するのは今回限りにしとけ。こいつはお前だけの問題じゃねえんだしよ」

「ああ……。肝に銘じとく」
以下略



962: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:33:40.93 ID:rSukkoHc0


荒れた心を抑制しきれずに、絹旗は滝壺の容態を聞くや否や病院を飛び出した。
いや、“荒れた”というのは適切ではない。彼女は完璧にキレていた。

以下略



963: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:35:14.02 ID:rSukkoHc0


そして、共通の知人ということは――――――そう、『暗闇の五月計画』の関係者だ。

こうして訪ねるのは二年ぶりか。一瞬だけ緊張の面持ちが交錯したが、今は懐かしんでいるような気分ではない。
以下略



964: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:37:59.94 ID:rSukkoHc0


それは黒夜にとっても同じだったのだろう。
現に他の研究者は一寸の慈悲も無く惨殺したが、この女性だけは殺そうとしなかった。凶暴化し、理性が吹っ飛んでいた
のにも関わらずだ。もっとも、深くは携わっていなかったために除名しても問題はないだろうと決議され、『研究者は全
以下略



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