過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
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247: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:10:02.35 ID:i1LYuYF3o
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黒い拳と刃が飛び交う。
クロスレンジから右拳を突き出し、左足を蹴り上げる。
以下略



248: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:10:30.79 ID:i1LYuYF3o
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あやせに止めを刺すべく、桐乃は必殺の蹴りを放つ。
それを瀕死の状態で見つめていたあやせ。だが、そこに強烈な殺気を感じた。
以下略



249: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:11:11.49 ID:i1LYuYF3o
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黒猫は桐乃の傍に降り立った。桐乃は、それを気にすることなく泣き続けている。
そこから20m離れた先に、麻奈実も降り立った。
以下略



250: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:11:38.73 ID:i1LYuYF3o
「実に、実に不本意なのだけれど……私と手を組まない?二人掛かりなら、あの悪魔を殺し尽くすことができるわ」

そこでやっと、黒猫は桐乃の頭から足をどかした。
鼻を赤くしながら、桐乃は黒猫を見上げる。

以下略



251: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:12:33.18 ID:i1LYuYF3o
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先に仕掛けたのは桐乃。
あやせに見せた超速移動を開始する。今度は最初から全開、最高速だ。
以下略



252: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:13:05.42 ID:i1LYuYF3o
桐乃は超速移動を開始し、黒猫は麻奈実に向かって駆け出した。
手を手刀の形に変え、急所目掛けて高速で突き出す。
麻奈実は体を揺らしてそれを避け、避けきれないものは手で払い除けた。
黒猫に集中しているところに、桐乃が攻撃を仕掛ける。それも拳のみで全て受け止める。

以下略



253: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:13:32.74 ID:i1LYuYF3o
ドスッ。

音がした。
硬質な何かが、肉を突き破るような、そんな音が。
麻奈実が視線を下げると、自身の腹から赤黒い腕が生えていた。
以下略



254: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:14:11.23 ID:i1LYuYF3o
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美しく、華やかなホールは、もう存在しなかった。
土煙が舞い、あちこちに瓦礫が転がり、名残すら残らないほど、このホールは破壊され尽くした。
以下略



255: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:14:38.99 ID:i1LYuYF3o
「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。これで終わりかぁ」
「寝惚けたことを言わないで頂戴」

体が汚れることも気にせず、大の字に寝転がった桐乃を、黒猫は冷たい目で見つめた。

以下略



256: ◆lI.F30NTlM[sage saga]
2011/04/02(土) 01:15:05.38 ID:i1LYuYF3o
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かつては立派な洋館であったこの廃墟に、コツコツと音が響く。
闇の中から響く音は次第に大きくなり、音の主が姿を現した。
以下略



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