過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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928:[saga]
2012/04/04(水) 14:36:12.34 ID:+IlzdyW5o

……そういう、ことか。

まどかはうつむいて、荒い息を吐いていた。私の肩に乗った手に体重がかけられて、私はぴくりとも動けなかった。
しかし、いずれにせよ私は虚脱状態で、頭の中だけがぐるぐると回転するばかりだった。
以下略



929:[saga]
2012/04/04(水) 14:38:18.20 ID:+IlzdyW5o

顔を上げたまどかは、涙の跡もきれいになっていた。にへらと笑って、場違いにおどけてみせた。
その背後に静止している巨大な魔女の拳があった。なんとなく、まどかの時間停止も残り短いのではないかと思った。
私が使う時間停止の効果時間の、10倍は時間が過ぎていた。しかしまどかは苦もなくそれを維持していた。

以下略



930:[saga]
2012/04/04(水) 14:39:32.67 ID:+IlzdyW5o

ほむら「……分かったわ」

魔まどか「……っチャンスは一回だけだよ?」

以下略



931:[saga]
2012/04/04(水) 14:41:06.63 ID:+IlzdyW5o
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以下略



932:[saga]
2012/04/04(水) 14:41:55.99 ID:+IlzdyW5o

私は言った。まどかは、泣き笑いのような顔をした。そして。

背骨に激痛が走る。
息をつまらせた私は、思わず悲鳴を上げていた。
以下略



933:[saga]
2012/04/04(水) 14:43:44.24 ID:+IlzdyW5o



そのあと――。

以下略



934:[saga]
2012/04/04(水) 14:45:29.39 ID:+IlzdyW5o

ドッ!!

まどかの伸ばした右手から、半透明の黄金の腕が、轟音と共に出現した。
その巨大さは、魔女の拳を凌駕する。新幹線の速度でやってきた魔女の拳を逆に、上から握って阻んでいた。
以下略



935:[saga]
2012/04/04(水) 14:46:40.80 ID:+IlzdyW5o

私たちの足元数メートル先から、女神の腕が砕けて、ガラガラと膨大な瓦礫を振り落していく。
当然、その先端に鎮座していた魔女も、崩落に巻き込まれていた。土煙は上がらないが、影の粒子が煙となって宙を舞った。
落ちた先には何も見えない。完全なる奈落の底へと、落ちて行く。これは、魔女を倒したということなんだろうか。

以下略



936:[saga]
2012/04/04(水) 14:47:43.46 ID:+IlzdyW5o

物凄く切羽詰まった声色。まどかは顔をこわばらせて、さっと周囲を見回した。
私は虚を突かれて、きょとんとしているばかりで、とっさに時間停止をすることすら思いつかなかった。

まどかは胸元のソウルジェムを苦しそうに押さえていた。
以下略



937:[sagesaga]
2012/04/04(水) 14:56:28.34 ID:+IlzdyW5o

マミ「今日はここまで」

魔まどか「次回はもう一人の私のシーンのつづきからー」

以下略



938:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2012/04/04(水) 18:43:39.46 ID:l0cYl37so
乙乙!


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