過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/29(日) 19:13:49.78 ID:6nSJvIrgo
1作500円だなんてお得ね!


171: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:23:40.12 ID:qUlQrufGo
>>1です。 今回からトリつけて投下します。

皆、投下を楽しみにしててくれてありがとう。
なるべく早く投下出来るように頑張ります。

以下略



172: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:24:59.70 ID:qUlQrufGo
シエル「……調べれば調べるほど、新しいことが見つかるわ。
    いったいこの小さな体のどこに、こんな力が……」

 薄暗い部屋にカタカタとキーを叩く音だけが無機質に響きわたる。
 シエルは16012号と向き合い、その力を新しいエネルギーに利用するための研究にいそしんでいた。
以下略



173: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:25:48.04 ID:qUlQrufGo
 ハルピュイアとの戦闘から帰還した後、16012号はすぐさま一方通行とシエルからの質問攻めにあった。
 それはすなわち彼女、16012号そのものについての質問だ。

 しかし、16012号――いわゆる『妹達』がどういう存在であるかを語るのは簡単なことではない。
 
以下略



174: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:28:00.96 ID:qUlQrufGo
 そしてもう一つ、彼女が語ることのできなかった事は、『百年前から現在まで彼女が何をしていたか』だ。
 
 だが、こればかりは仕方がない。
 なぜなら彼女には、百年前、妖精戦争が起きたころの記憶が一切ないのだ。
 
以下略



175: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:28:58.21 ID:qUlQrufGo
シエル「二人とも遅いわね……一体どこまで行ったのかしら」
 
 手慰みにスプーンでコーヒーをかき混ぜながら、シエルは頬杖をついてつぶやいた。 

 テーブルの上にはアルエットのためのE缶が一つ、そしてシエルと一方通行のためのコーヒーが二つ置かれていた。
以下略



176: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:29:28.08 ID:qUlQrufGo
 一方通行とシエルによる16012号の『取り調べ』が終わった後。
 終了を待ちかまえていたかのようなタイミングでシエルの部屋へと飛び込んできたのは、
サイバーエルフの友達を待ち望んでいたアルエットだった。

アルエット「それでね、メナートって子が私にいっつもいたずらしてきてね……」
以下略



177: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:29:58.47 ID:qUlQrufGo
一方通行「…………」

   『我が名はハルピュイア、幻想殺し様にお仕えする『ネオ・アルカディア四天王』が一人……(キリッ』

一方通行「……キザな、いけすかねェ奴だったな」
以下略



178: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:31:00.06 ID:qUlQrufGo
 長いまつげを伏せ、シエルは残念そうな顔をしながら16012号の方へと近づく。
 
16012号「……? まだ、何かミサカに聞き足りないことでもありましたか、とミサカはあなたの意図をなんとか汲み取ろうとします」

シエル「ううん、別にそういうわけではないんだけど……
以下略



179: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:32:47.53 ID:qUlQrufGo
 シエルの研究室が彼女の私室を兼ねていたのと同様に、ここは動力室を兼ねたものらしい、
と一方通行は最初に訪れたセルヴォの研究室を眺めて思った。
 部屋の中はシエルのそれよりもさらに殺風景で、ベース内のエレベーターを制御する機械やら、
レプリロイドのメンテナンス用の機械やらが並んでいるだけで、あとは鉄クズが放られているだけだ。

以下略



180: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:33:28.43 ID:qUlQrufGo
一方通行「最初はちゃンと刃がついてやがったンだがなァ。
     ここへ帰ったと思ったらそのザマだぜェ」

 口元に手を当て唸るセルヴォに、一方通行は呆れたように言う。

以下略



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