過去ログ - まどか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇
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937: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/02/19(日) 23:53:24.80 ID:thheYmzFo

「ふざけないで。あなたは――」

「私はふざけてなんかいない。至って真面目よ。
だからこそ誘ったの。私に言わせれば、あなたの方がよほどふざけてるわ」
以下略



938: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/02/20(月) 00:44:09.43 ID:rYHTtXRBo

 もしくは、キュゥべえが傍にいたなら契約か。だとしても本末転倒に違いない。
 鋼牙がよどみなく告げていく間、マミは徐々に項垂れていき、表情も窺えなくなる。
俯く肩が震えていた。しかし、今度は恐怖からではない。
 やがて勢いよく跳ね上げた顔に刻まれていたのは――。
以下略



939: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/02/20(月) 01:23:25.51 ID:rYHTtXRBo

 激しかったマミの呼吸はやがて落ち付き、同時に視線が下がっていく。
興奮して喚いたのが恥ずかしいのか、袖で涙を拭うと深呼吸。
 火が消えたように小さくなりながら、ぽつりぽつりと語り出した。

以下略



940: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/02/20(月) 02:19:30.49 ID:rYHTtXRBo

 あんなやり取りを見せられて、行くとも行かないとも即答できる訳がない。
 案の定、二人の少女は大いに迷い、しかしマミは彼女らを急かすでもなく、ドアノブに手をかけたまま立っている。
 独り寂しく、ぽつねんと佇む背中は儚く、頼りない。誰かが追わなければ、闇に消えて二度と戻ってこないだろう。
そう思わせるほどに。
以下略



941: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/02/20(月) 02:45:15.53 ID:rYHTtXRBo

 そして、まどかの隣に座る少女も。

「まぁ……冴島さんが来てくれるんなら」

以下略



942: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/02/20(月) 03:24:44.98 ID:rYHTtXRBo

 不吉な魔法少女の未来を予想してしまったマミは、逃げ場を求めた。
それがほむらだった。

 あまり詳しく推し量るのも、マミの心中を盗み見るようで憚られる。
以下略



943: ◆ySV3bQLdI.[sage saga]
2012/02/20(月) 03:29:22.10 ID:rYHTtXRBo
ここまで。次は日曜
結局gdgdになってしまいましたが
説明パートはここまでで、次からは原作通り魔女戦を
最後のマミの胸中はまた後ほど
零パート以降は正直、手探りでした。わかりにくくなったことをお詫びします
以下略



944:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/20(月) 05:05:38.26 ID:s0BOAXvAO
乙です
マミが凄まじいメンヘラだなとしか言いようがない…
3周目でもほむらに似たような事をやってそうな感じだ
これでSGの秘密の一端に感づていたとさやかが知ったら、更なるドロドロの予感…


945:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/20(月) 19:59:00.16 ID:fZFKbYjIO


ガロしか知らないでここの話読んでたけど、今更マドマギを観たぜ…
このスレも改めて読み直そうと思います



946:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/02/21(火) 01:16:58.23 ID:Rjzh9rDK0
乙です!

マミさんの言ってる事も理解できるし、間違ってないと思うけど、
今は、まどさやの心配よりも、「私のやってる事を知ってほしい。褒めてほしい。
たった一人で、誰にも知られないまま消えるのは嫌!」って感情の方が大きいよなあ。
以下略



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