143:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:41:43.93 ID:t4dxBEcio
恭子「じゃ、こういう方向から。志筑さん、佐倉さんにはまだ怒ってますか」
仁美「えっ、わたくし!? えーっと、あの時は怒髪天を衝いてしまいましたが……
突いたお腹の感触がとてもよろしかったので、……もう怒りは」
144:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:42:36.80 ID:t4dxBEcio
さやか「へっ? あたし、あたしは別に……あ、消火器……」
恭子「あれはまずかったよー」
QB「まずかったよー、さやか。
145:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:43:23.12 ID:t4dxBEcio
さやか「やだよ、そんなの……」
恭子「だから、君が決めてくれ。今そばにいて、離れたとして、その先。現在の先の、未来の先」
さやか「……決めたって。……決めたら、どうなるっていうの?」
146:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:45:11.21 ID:t4dxBEcio
恭子「乗ってくれないか……」
杏子「うやむやで友達百人できるかなプランには、乗れないね。
キュゥべえが言ったな。守りの魔法を纏ってなかったら、首は胴にめりこんでいた。
そうだ、『アンタがかけた守りの魔法』がなかったら、アタシはもう大怪我してた。
147:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:46:02.23 ID:t4dxBEcio
杏子「いーやーでーすーゥー!」
恭子「いーけーずぅー!」
杏子「デカイ図体でバタバタすんな、うっとおしい!」
148:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:49:11.13 ID:t4dxBEcio
さやか「恭介! コイツの言う事に耳を貸しちゃ……」
恭子「さやか、これ当事者同士の問題だから」
さやか「恭……介」
149:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:50:21.59 ID:t4dxBEcio
マミ「……なんでよぉ。……どうしろって……、どうしろっていうの私に……
わかんない、わかんないよぉ……どうすれば……」
恭子「泣き顔もすてきだなぁ」
150:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:51:12.19 ID:t4dxBEcio
マミ「うぅ……、もう、信じないんだから、あなたみたいなイジワルな人……
隠し事しないでって言ったじゃない……本当に、本当に私、こわかったんだから!
あなたの事、信じてたのに……っ。も、謝ったって許してあげないんだから……」
恭子「それそれ、佐倉さんもその気持ちです」
151:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:53:08.49 ID:t4dxBEcio
杏子「やめろよ。アタシはアンタとおしゃべりしに来たんじゃねェ」
マミ「あなたが人にうまく言いたい事を伝えられないって……わかっていたのに。
私、あなたを助けてあげるって、そればっかりで。ごめんなさい」
152:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:54:15.65 ID:t4dxBEcio
マミ「ひどい事、言った、ひどい事もした、私……、こんな私でも、いいかな?
正義の味方でも立派な先輩でもない、弱い巴マミでも、許してくれる……?」
杏子「アタシが許す事なんかない」
153:BENPERがお送りします[sage saga]
2011/05/15(日) 21:55:30.78 ID:t4dxBEcio
恭子「南アルプスの美味しい空気なのに」
杏子「方角変わってんじゃねーか。でも、そうなんだよな。
正反対だろうと、オマエにとっちゃ同じ。アタシが良い人そうで、マミが悪ぶってても。
きっとオマエは同じ事にしたんだろう。同じ結果に持ち込んだだろう?」
843Res/753.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。