6:1[sage]
2011/06/15(水) 22:22:17.58 ID:DsyMhTCS0
−−− 暁美ほむらの手記より −−−
2015年2月。
PEUからの援助を受けて増強されたPEU・リビア連合軍。
7:1[sage]
2011/06/15(水) 22:22:43.39 ID:DsyMhTCS0
ーーー ハリコフ 2015 3/26 11:30 −−−
荒野に上がる8つの土煙。
APC・日本外人部隊の90式戦車・改で編成されたその機甲部隊は、
8:1[sage]
2011/06/15(水) 22:23:10.58 ID:DsyMhTCS0
敵を全て排除し終えたドイツ軍機甲部隊。
そのうち2両の戦車だけがこの場に残され、搭乗員達は
煙草をふかしながら周囲をその手に持った双眼鏡で警戒していた。
9:1[sage]
2011/06/15(水) 22:23:39.00 ID:DsyMhTCS0
ーーー ハリコフ 2015 3/26 12:00 −−−
上空にいるC-130輸送機から飛び降りた俺の愛機は、
物凄い加速をつけながら地上へと迫っていた。
10:1[sage]
2011/06/15(水) 22:24:09.57 ID:DsyMhTCS0
ーーー ハリコフ 2015 3/26 12:05 −−−
その命令を無線から知らされた私は、荒野を駆け出す。
常人のそれより魔法で強化されている私の肉体は、
11:1[sage]
2011/06/15(水) 22:24:37.44 ID:DsyMhTCS0
「トパーズ4より各機、戦闘ヘリが来ているわ」
「見えている、大丈夫だ」
そう警告したのは、自分自身のためでもあった。
12:1[sage]
2011/06/15(水) 22:25:07.41 ID:DsyMhTCS0
ーーー ハリコフ 2015 3/26 12:20 −−−
三機一組になった俺達は、レーダーの反応を見ながら
前進を続ける。前方の丘の向こう側に小規模な敵部隊が
居る反応を得られていたため、そこへ向けて進んでいた。
13:1[sage]
2011/06/15(水) 22:25:35.80 ID:DsyMhTCS0
ーーー ハリコフ 2015 3/26 12:20 −−−
その声は、私の耳元にも届いた。
敵の歩兵戦闘車の群れから射撃を受けていた私は、
14:1[sage]
2011/06/15(水) 22:26:10.62 ID:DsyMhTCS0
丘に辿りつく前から、銃撃戦が行われている事は
私の耳に聞こえる音からも理解出来ていた。
辺りには焦げ臭い香りがたちこめ、煙と土埃のために
視界が少し悪い。
15:1[sage]
2011/06/15(水) 22:26:37.01 ID:DsyMhTCS0
歩兵戦闘車が2両、対空機関銃が1両。
対空車両が残っているのが厄介だ。あれが残っている限りは、
”HIGH-MACS”の持ち味である三次元機動が制限される。
16:1[saga]
2011/06/15(水) 22:27:18.00 ID:DsyMhTCS0
「トパーズリーダーより4、助かったよ。ありがとう」
「いいえ。間に合わなくて残念だわ」
「レーダー反応から、周辺にはもう敵車両は残されていないようだ。
253Res/257.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。