過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
1- 20
182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:13:12.71 ID:iNmol0qk0
「……何をたくらんでいるんですか、Mugiさん?」

憂の言葉に紬は答えず、ただ静かに立っているのみ。

「そこをどいてください……お姉ちゃんも、梓ちゃんも、戻ってきてよ!」
以下略



183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:14:52.38 ID:iNmol0qk0
「……っ! 逃がさない!」

「そうはさせないわ!」

紬が地形操作で壁を作り、進路を塞ぐ。
以下略



184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:16:51.84 ID:iNmol0qk0
紬は念動力で瓦礫を操り、憂へと投げつける。
しかし憂はすぐに梓の能力に切り替えると、磁力を操って周囲の金属製のコンテナへと飛び移り、避けた。
コンテナからコンテナへと飛び移りながら、紬の作り出した壁を乗り越え、梓が範囲外に出ないように前方へ進んでいく。

「さすがレベル5ね。でも行かせないわ!」
以下略



185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:17:55.22 ID:iNmol0qk0
(お願い……間に合って!)

「そろそろかしら……あなたの負けよ、憂ちゃん」

梓が範囲外に出るのに合わせ、紬がとどめの一撃を放とうとキーボードに手をかける。
以下略



186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:19:07.88 ID:iNmol0qk0





以下略



187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:21:19.64 ID:iNmol0qk0
(……速攻だ。まず足を潰す!!)

律は何も言わずに、突然、和に向けて猛スピードで突撃する。

「――まずはあんただ、風紀委員っ!!」
以下略



188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:22:59.59 ID:iNmol0qk0
(……今だ!)

律は和を十分に引きつけると、和の頭上を飛び越え、後方にいた純に狙いをさだめ突撃する。

「――次はあんただ、もふもふ頭!!」
以下略



189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:24:22.05 ID:iNmol0qk0
「へ〜、温度ねえ……それだけか、安心したぜ」

律がにやりと笑う。

「じゃ、これで終わりだな。くらいな!!」
以下略



190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:25:53.52 ID:iNmol0qk0
その隙に、和は純に小声で話しかける。

「くっ……次撃たれたらまずいわね。純、Mioを狙って。
どうも、向こうは私たちを殺さずに捕まえようとしているみたいだわ。なら、さっきの戦闘からして、Mioはあの強力な能力を使えないはず」

以下略



191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:27:46.67 ID:iNmol0qk0
「くうっ、いてて……!! どうなってんだ、爆発女じゃなかったのかよ……?」

「爆発女って言うな〜!! 私の能力は炭素原子を操ってるんですよ!」

炭素原子限定の念動力。純は周囲の地面に含まれる炭素原子だけをもぎ取り、それを再結合させてダイヤモンドを作っていた。
以下略



192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:29:34.15 ID:iNmol0qk0
「澪……もういい、やっちまえ……」

みんなが生きて元の生活に戻るという紬の作戦は達成できそうにない。しかし、このまま捕まるわけにはいかない。
律の言葉を受け、澪は律をその場に座らせると、和のほうへ向き直り、左手を掲げた。

以下略



253Res/270.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice