過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
1- 20
852:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:22:58.65 ID:W55C2CfAO
〜15〜

滝壺『………………』

浜面『何もかもヤケクソになって投げ出そうとした俺を引き戻してくれたのがアイツなら、折れかけた俺をもう一度立ち直らせてくれたは滝壺、お前なんだ』
以下略



853:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:23:25.56 ID:W55C2CfAO
〜16〜

冥土帰し『“体晶”だね?』

そして浜面は切羽詰まった状況下から覚えたてのコード五ニを引っ張り出すまでもなく――
以下略



854:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:25:49.44 ID:W55C2CfAO
〜17〜

麦野「(そういう事ね……)」

麦野沈利は背にしていた柱より身体を離し踵を返し先程の様子を目蓋の裏で反芻する。
以下略



855:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:26:15.77 ID:W55C2CfAO
〜18〜

冥土帰し「……彼女は意識を取り戻したよ。五分以内ならば話も――」

麦野「いい」
以下略



856:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:27:09.70 ID:W55C2CfAO
 
 
 
 
 
以下略



857:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:29:12.07 ID:W55C2CfAO
〜19〜

麦野「………………」

冥土帰し「それは、孫娘とお爺ちゃんほど離れた君と僕が唯一同じくする価値観ではないのかね?」
以下略



858:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:29:42.80 ID:W55C2CfAO
〜20〜

……いつしか麦野が手にしていた紙コップの底には僅かにコーヒーの名残を残すのみとなった。
反対に冥土帰しは手にしていたコーヒーはまだ半分以上残っている。
しかしもう時間はない。食事休憩が終わりつつあった。
以下略



859:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:31:42.85 ID:W55C2CfAO
〜21〜

滝壺「ん……」

一方、小康状態から回復し点滴を受けベッドに横たわっていた滝壺は暗澹たる思いを煩っていた。
以下略



860:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:32:37.81 ID:W55C2CfAO
 
 
 
 
 
以下略



861:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:33:06.84 ID:W55C2CfAO
〜22〜

麦野「(……おかしなもんね。袂を分かった人間とこうして膝交えて顔を突き合わせてるだなんて)」

滝壺「(むぎの、変わったけど変わらないね。でもこうして久しぶりに見ると何だか知らない人みたい)」
以下略



862:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/09/17(土) 21:35:09.37 ID:W55C2CfAO
〜23〜

麦野「………………」

滝壺「……むぎの」
以下略



1002Res/1297.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice