822:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/19(日) 20:48:06.72 ID:yXkWZmMR0
よし、こい、おらぁ!
823:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 20:48:16.86 ID:4tGOQ92R0
第三学区、国際展示場。
学園都市の科学技術を紹介するイベントが数多く開かれる、その場所。
824:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 20:53:47.48 ID:4tGOQ92R0
昨日、私は、あの子たちの上位個体である打ち止めこと御坂未来(みさか みく)と、今日のこの事について下打ち合わせを行っていた。
そこで私は、妹達<シスターズ>に関係する、一つ気になる話を未来から聞いた。
825:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 20:59:44.09 ID:4tGOQ92R0
朝、未来に聞いてみたら、いとも簡単にあの子は答えた。
「最初は普通のビジネスホテルに泊まっていた子もいましたけれど、今は全員、第二十学区のスポーツスタジアム併設の選手村みたいなところに集まってますよ?」と。
826:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 21:04:42.37 ID:4tGOQ92R0
美琴が扉を開けて、ホールに姿を現すと、天井にまで反響するほどのざわめきが瞬時に消えた。
言葉を発しない代わりに、ミサカネットワークではミサカたちの思念が飛び交う。
827:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 21:08:46.55 ID:4tGOQ92R0
「で、お姉様<オリジナル>、大変なこととは具体的にどのようなことなのか、仰って頂けますか?」
はっきりと、良く通る声で聞く未来。
828:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 21:15:04.74 ID:4tGOQ92R0
「何よ、あんた? なんで関係ないあんたがここに来るわけ?」
「何者ですか、あなたは?」
829:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 21:17:35.47 ID:4tGOQ92R0
「ふ……私が気持ちの良い散歩道に変えてみせるわよ」
不敵に笑う美琴を、土御門は難しい顔で見つめる。
830:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 21:24:18.55 ID:4tGOQ92R0
(これって、もしかして、あの赤毛の女かしら)
レベル4である黒子ですら、自分以外をテレポートさせる場合には、あらかじめその対象物に触れていなければならないのに、自分にも、あの男にも、触れるどころか姿も見せていない能力者。
831:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 21:28:42.62 ID:4tGOQ92R0
「何やってる、って、お前こそこんな場所で電撃飛ばすんじゃねーよ!」
「だから飛ばしてないでしょ! 私が考えもなしに電撃飛ばすわけないでしょッ、バカっ!」
832:LX[saga sage]
2012/08/19(日) 21:38:31.62 ID:4tGOQ92R0
「当麻?」
「なに?」
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