過去ログ - マミ「もう何も怖かねぇ!」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/26(火) 22:23:26.77 ID:IUly5t9D0
12

ほむらから逃げのび、さやかは車を全速力で発進させた。

駐車場の出口のゲートが閉じていたが、さやかは構わないで車で突き抜けた。ゲートのバーはどこかへ弾け飛んだ。
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/26(火) 22:25:19.93 ID:IUly5t9D0
法定速度を優に越えた二人の車の追走劇が、見滝原の路上で繰り広げられる。


さやかは前を走る一般車を、次から次へと路線変更して追い抜き、赤信号を全て突っ切り、ほむらからの逃走をはかる。
ほむらも負けじと追いかけ、ハンドルを必死に切って一般車をぐいぐい追い抜いていく。
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/26(火) 22:28:58.52 ID:IUly5t9D0
二人のカーチェイスは尚も続き、ついに山道に突入する。
町から外れた、人気のない山の夜道を、二人の車だけが疾走し競争する。


ほむらにとってはそれは、他の一般車の邪魔をされずに存分にさやかを追い立てることができることを意味していた。
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/26(火) 22:30:42.52 ID:IUly5t9D0
しかしスピードを出しすぎたほむらの車も制止が効かなくなり、止めようもなくなった車が、
前方の電柱に正面から突っ込んで激突した。

へこんだ仁美の車のボンネットが浮き上がり、強烈な反動が二人を襲った。
激突した電柱がひん曲がるほどの衝撃であった。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/26(火) 22:32:03.20 ID:IUly5t9D0
「どう?まどかの居場所は思い出せた?」

「うわ……あうああ…」

崖に吊るされた恐怖に、さやかの目が回っている。
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/26(火) 22:33:49.36 ID:IUly5t9D0
事を済ましたほむらが仁美のもとへ戻ると、仁美は自分の車の隣で肩をすくめていた。

「車がなくなりましたわ」

さっきの電柱との衝突で、完全に故障してしまったらしい。
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/26(火) 22:36:50.35 ID:IUly5t9D0
第三話は長いのでこの場面で一旦きりますね


54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/26(火) 22:38:51.80 ID:dhAfaswoo
乙っす


コマンドーってこんな滅茶苦茶な話なんですのね……


55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/26(火) 22:40:26.75 ID:K5p9pksIo
ヒューッ! 見ろよやつの胸板を・・・まるでハガネみてえだ!! 


56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/07/27(水) 18:40:17.90 ID:u28ubGP20
コマンドーがお好き!?結構。このSSを読めばさらに好きになりますよ


57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/07/27(水) 21:03:05.45 ID:Gafw+kPn0
13

見滝原の夜道を教会へ向かって車を走らせる。

走る車の向かい風をうけ、黒髪をなびかせながら、ほむらは仁美に話しかけた。
以下略



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