415:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/08/27(土) 06:47:44.65 ID:4kvOZNWAO
さらりと読んでたから気づかなかった
416: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:47:23.72 ID:xDGXGo14o
透過するわァ
沈利は次から気をつけるわァ(悠然)
417: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:48:02.28 ID:xDGXGo14o
月の淡い光と人工の光が学園都市を彩る。
雲の隙間から見る限りでは、今宵は満月のようであり、
普段の一回りほど強い光が街を照らしていた。
418: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:49:10.97 ID:xDGXGo14o
(……わざわざこいつに付き合ってやる必要もねぇか)
先程まで一方通行が何をして来るのか楽しみで仕方なかったのか
木原は獰猛な笑みを浮かべていたのだが、どうやらここまでのようだと表情を消した。
419: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:49:40.99 ID:xDGXGo14o
「ギャーッハッハ!!!俺と戦うなら反射もつかわねーと
その真っ白な頭を真っ赤に染める事になるぜ!?」
そして木原は一方通行の言葉を待たずして駆けだした。
一方通行は、それを今まで通り待ち構えたいが、狙撃手の存在もある。
420: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:50:20.90 ID:xDGXGo14o
瞬間。
一方通行の両手が木原へと伸びていった。
421: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:51:36.29 ID:xDGXGo14o
「クソガキにしちゃあ、まぁまぁの作戦考えたじゃねえか!
お前は弱いんだからその位しねぇと俺には及ばねえんだよ!やっと気付いたか!!」
「ハァ……御託並べてねェでとっとと来いよ、お望み通りさっさと終わらせてやるからよォ……」
422: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:52:35.42 ID:xDGXGo14o
「インデックス!?お前こンなとこで何してやがる!!?」
血を大量に流しながらも、未だギラギラと生きた目を輝かせる一方通行だが、流石にこれには狼狽した。
猟犬部隊は、元々非公式の工作部隊で一般人が知っていいものではない。
ならばそれを見たインデックスがどうなるかなど明らかで、普通に逃げた所で3日ともたないだろう。
423: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:53:54.06 ID:xDGXGo14o
「?」
木原はそれが何なのか確認するためスコープから目を離すと、女が地面に着地していた。
何やら顔面にピアスの数々を付けバランスの悪い顔つきになっている。
424: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:54:26.88 ID:xDGXGo14o
「最も、あんたらは真っ黒みたいだけどね。
どんないい場所にも黒い部分はあるってことかな」
「何者だ」
425: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/27(土) 21:55:16.26 ID:xDGXGo14o
「あー、班を二つに分けろ。使えねー奴を下から10人そこの黄色いのに当てがえ。
残りは俺と本部に戻る。異論反論は殺す」
余りにもざっくりとした命令だが、木原の思い通りに動けねば殺される。
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