207:1[saga]
2011/10/23(日) 12:21:47.21 ID:P8hJTuya0
ほむらは杏子の左手を掴み、引っ張る。
「お、おい、どこに行く気だ!」
208:1[saga]
2011/10/23(日) 12:22:53.60 ID:P8hJTuya0
*
「ッ!!」
209:1[saga]
2011/10/23(日) 12:24:28.11 ID:P8hJTuya0
その時、
「おらぁぁ!!」
210:1[saga]
2011/10/23(日) 12:26:06.45 ID:P8hJTuya0
「……がはっ!」
織莉子が血を吐いた。
足から力が抜け、膝が崩れる。
211:1[saga]
2011/10/23(日) 12:28:03.42 ID:P8hJTuya0
*
薄れゆく意識の中、織莉子は思った。
212:1[saga]
2011/10/23(日) 12:29:43.00 ID:P8hJTuya0
そうだ、あの子に紅茶を淹れてあげよう。あの子は甘いのが好きだった。
砂糖とジャムを入れた、シロップみたいにとびっきり甘いのが。
それと、スコーンも焼いておこうかしら。蜂蜜やジャムも沢山用意しないと。
それで許してくれるかは分からないけど、精一杯伝えよう。
213:1[saga]
2011/10/23(日) 12:34:20.98 ID:P8hJTuya0
*
パリンッ、と音をたてて、織莉子のソウルジェムが、砕け散った。
214:1[saga]
2011/10/23(日) 12:35:39.42 ID:P8hJTuya0
今回はここまでです。
ではまた来週。
215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/10/23(日) 13:56:03.39 ID:pvcxt8gg0
あぁ待ち遠しい・・・
216:1[saga]
2011/10/30(日) 11:57:53.67 ID:vrMS+f+W0
投下開始します。
601Res/385.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。