217:1[saga]
2011/10/30(日) 11:59:24.98 ID:vrMS+f+W0
ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ
ピピピッ、
218:1[saga]
2011/10/30(日) 12:00:56.71 ID:vrMS+f+W0
『-----死亡が確認されたのは、呉キリカさん、美国織莉子さん、の二名。
いずれも死因は銃器によるものと断定して-----』
不意に、テレビのニュースから、あの二人の名前が聞こえてきた。
219:1[saga]
2011/10/30(日) 12:02:34.95 ID:vrMS+f+W0
歯を磨き、髪を整え、服を着替え、靴を履いて家を出る。
いつもの待ち合わせ場所には、さやかが一人で待っていた。
「まどか〜、おっはよ〜」
220:1[saga]
2011/10/30(日) 12:03:42.39 ID:vrMS+f+W0
「それじゃ、行こっか」
「うん」
221:1[saga]
2011/10/30(日) 12:04:40.51 ID:vrMS+f+W0
*
ほむらが教室に入ると、すでにまどかは席についていた。
222:1[saga]
2011/10/30(日) 12:05:25.50 ID:vrMS+f+W0
二時間目が終わり、休み時間になると、
「ほ〜むらちゃん!」
223:1[saga]
2011/10/30(日) 12:06:28.10 ID:vrMS+f+W0
三時間目が終わり、休み時間になると、
「ほむらちゃ〜ん!」
224:1[saga]
2011/10/30(日) 12:07:39.12 ID:vrMS+f+W0
そして昼休みになった。
屋上にてまどかとほむらはベンチに並んで座り、膝の上に弁当を広げる。
「あれ? さやかは?」
225:1[saga]
2011/10/30(日) 12:08:10.55 ID:vrMS+f+W0
「え? 私がもらってもいいの?」
「うん! やっぱりわたし一人じゃ、この量は食べきれないと思うし」
226:1[saga]
2011/10/30(日) 12:09:21.63 ID:vrMS+f+W0
まどかは笑顔を浮かべ、ほむらの口に唐揚げを優しく運ぶ。
ほむらはそれを噛み締めた。
「ん! 凄く美味しいわ!」
227:1[saga]
2011/10/30(日) 12:10:53.98 ID:vrMS+f+W0
「さっきから私ばかり食べているわ。このままだと、まどかの食べる分が無くなってしまうわよ」
「え? ……ん〜、まだちょっと多い気がするけどな〜」
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