559:1[saga]
2012/03/04(日) 16:04:11.55 ID:7s5pwasZ0
さやかが思い出したように言う。
「そういえばまどか、今日はいいの?」
560:1[saga]
2012/03/04(日) 16:05:10.33 ID:7s5pwasZ0
「……ほむらってさ、なんてゆうか----犬みたいだよね。それも、よく飼いならされたヤツ。
飼い主のまどかにどこまでも尻尾振りながらついていって。
そんで撫でられれば喜んで。
きっとこの調子なら、外敵が来れば吠え立てるんだろうし----」
561:1[saga]
2012/03/04(日) 16:06:10.23 ID:7s5pwasZ0
ほむらは思う。
犬みたい、か。
確かに、今までの自分の行動を振り返ってみると傍から見たら……まるで犬のようね……。
562:1[saga]
2012/03/04(日) 16:07:11.72 ID:7s5pwasZ0
「ほむらちゃん、ちょっとそこに座って?」
まどかはベットを指差す。
563:1[saga]
2012/03/04(日) 16:08:14.08 ID:7s5pwasZ0
「----ほむらちゃん、お手!」
ほむらは差し出されたまどかの手のひらの上に軽く握った拳を乗せて、
564:1[saga]
2012/03/04(日) 16:09:13.03 ID:7s5pwasZ0
*
翌日。
565:1[saga]
2012/03/04(日) 16:10:12.31 ID:7s5pwasZ0
*
ほむらとまどかは夢を見ていた。
566:1[saga]
2012/03/04(日) 16:11:17.86 ID:7s5pwasZ0
涙が出てきた。
罪を償うことすら許されないのかと絶望した。
気がつけば泣いていた。
声をあげて泣いていた。
567:1[saga]
2012/03/04(日) 16:12:12.82 ID:7s5pwasZ0
*
「いやぁ、完全に寝坊だわー。もう二人とも外に居るのかな?」
568:1[saga]
2012/03/04(日) 16:14:14.63 ID:7s5pwasZ0
これにて投下終了となります。
今までこのSSを読んで、支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
569:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/04(日) 16:18:53.56 ID:ZDRxQdiDO
乙!!面白かった…
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