過去ログ - 和「ジーニアス?」
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192:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:08:20.66 ID:LTcGETgD0


 和「ん…んぅ……ん……ん」

 カーテンの隙間から陽が差してきたのとほぼ同じ位に、和は目が醒める。起きた瞬間、それ程ではないが特に右側の額からこめかみにかけて、今まで感じた事の無い痛みが奔る。これが二日酔いなのかな…と思いながらテーブルを見ているとビールやチューハイの缶が見た感じ十缶以上が無造作に転がっていた。
以下略



193:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:10:37.56 ID:LTcGETgD0



 そしてもう一つ、彼女の右側に寄り添う様に眠っている憂の存在に気付く。憂は無防備と言っても良い様な安心しきった様子で、すやすやと寝息を立てていた。

以下略



194:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:12:43.82 ID:LTcGETgD0


 和「あっそうだ。唯が私と憂にタオルを掛けてくれたの?」

 唯「うん。そうだよ。私が最後まで起きていたから、あっ和ちゃん暑かったかな?」
以下略



195:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:14:23.46 ID:LTcGETgD0


 唯は和の飲み終えたコップを受け取ると、代わりに彼女に湯呑を差し出す。

 和「こ、これはお茶?」
以下略



196:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:17:07.06 ID:LTcGETgD0


 和は唯に飲み終えた湯呑みを手渡しながら、少し意外そうな顔で言う。

 唯「えへへ…和ちゃんがたまに飲んでるって聞いて、試しに前にお酒を飲んだ時に飲んだらとっても美味しかったんだ。だから、特にお酒を飲んだ後とかに飲んでるんだよ」
以下略



197:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:20:45.62 ID:LTcGETgD0


 唯「和ちゃんがそう言ってくれるのは嬉しいよ。でもね、和ちゃん……」

 唯の声は次第に震えだし、目からぽろぽろ泪が零れ落ちる。
以下略



198:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:22:50.00 ID:LTcGETgD0


 和「それに梓ちゃんだって、最終的に往かせたのは私の判断。そう考えれば悪いのは私――」

 唯「和ちゃんは悪くないよっ!!和ちゃんは悪い事なんか絶対しないよ……」
以下略



199:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:27:12.16 ID:LTcGETgD0





以下略



200:一年中が田上の季節[saga]
2011/11/28(月) 02:34:14.54 ID:LTcGETgD0


 200レス悪い人の夢。的な感じで今回は繋ぎみたいな感じで書かせて頂きました。

 ナンとなく繋ぎの方が長い気もしますが、次はどうも短くなりそうなので、
以下略



201:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/28(月) 02:50:16.11 ID:La1CUGkDO
続き、ありがとうございます。

そうだよね…こんな状況、お酒でも飲まないとやってられないよね。

それにしても、和さんの諭す力は凄いな…惚れ惚れする程に。しかし、二人を守る為に修羅の道を選ぶ、か。焦り過ぎなければ良いけれど。


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