過去ログ - まどか「無限の中のひとつの奇跡」
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51: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/07(金) 02:32:38.14 ID:t06ma3WT0
人気の無い、夜の公園。街灯の下のベンチにゆまを座らせ
残りのラスク全部と、ペットボトルに入った紅茶をくれてやる。
「さっき一緒に探してくれたお礼だ。遠慮しなくていーぞ」
52: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/07(金) 02:33:34.87 ID:t06ma3WT0
「それじゃ、アタシは行くけど、ゴミはそこらに捨てるんじゃねーぞ」
「お姉ちゃん、行っちゃうの?」
「ロリコン妖怪がアタシを追って来るからな。一緒に居たら、ゆままで喰われちまうぞ?」
53: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/07(金) 02:39:53.71 ID:t06ma3WT0
今回はここまで。
醒めた状態で読み返すと
厨二っぽさとメンヘラ具合で魔女化しそう。
取り敢えず、後2回分くらいは書けてるので、そこまでは頑張る。
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/07(金) 03:34:30.98 ID:bqPQ7fnUo
それぞれの考え方というか心の動き(の差)が
それぞれ無理なくそれらしくてとてもいい感じだわ
淡々とした展開と説明の流れの中でも伝わってきて退屈しなかった
魔女化しないようにまど神様に「がんばって」って励まされてきてくれ
55:視点:真矢エリ ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:20:44.30 ID:oIK4Qu7A0
――ピンポーン――
「はーい、どなたー?」
「暁美ほむらですけど」
56: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:22:43.23 ID:oIK4Qu7A0
(……)
先程から、全然会話が無い。
巴先輩は、向こうから色々話し掛けてくれたのだけど。
57: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:23:51.12 ID:oIK4Qu7A0
「――そういう子をもう一人、知っていたわ」
目の前を黒猫が横切る。エイミーだ。
「でも、一人の友達が、その子を変えてくれた」
58: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:24:56.95 ID:oIK4Qu7A0
休み時間。最低な時間。
誰も私には近付かない。
別にそれは構わない。上辺だけの好奇や同情で話し掛けられても、面倒なだけだ。
どうせ巻き添えを食いそうになれば、手の平を返すに決まっているのだし。
59: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:26:12.04 ID:oIK4Qu7A0
(お昼休みかぁ――)
また誰かと一緒にお弁当を食べられる日が来るなんて、考えたことも無かった。
また誰かと一緒に登下校出来る日も、ずっと夢見たことすら無かった。
この幸福な時間を、毎日望めるというのなら
60: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:27:20.70 ID:oIK4Qu7A0
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――カタカタカタ カタカタカタカタ――
『皆さんお疲れ様でした〜。それじゃ、これで解散ですね〜』
61: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:28:24.93 ID:oIK4Qu7A0
――何もかも、つまらない――
――現実も、学校も、電脳世界も、仮想空間も――
存在する全てが色褪せて見える。くすんだ灰色の世界。そう、目の前の光景のように。
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