過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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801: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:07:27.58 ID:EJeQ9ZV8o

上条は同じ棚を少し眺めて、

「おっ、これなんかいいんじゃねえか。ターコイズっていうの」

以下略



802: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:08:20.98 ID:EJeQ9ZV8o

自分がそんな大層な人間だとは思わない。
今まで様々な経験をしてきたのは事実だが、それだけ自分よりもずっと優れているであろう人間はいくらでも見てきた。

だが、そこは関係ないのかもしれない。
以下略



803: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:09:09.16 ID:EJeQ9ZV8o

(俺も行かねえとな)

上条の目的はズバリ、明日のデートのプラン構築とプレゼントの加工。
その二つの目的を達成するために、上条には既に一人頼るあてがあった。
以下略



804: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:09:45.27 ID:EJeQ9ZV8o

照明は明るいものではなく、全体的にぼんやりとしたオレンジ色の光が部屋に満ちていた。

「いらっしゃい。超歓迎とまではいきませんが、まぁごゆっくり」

以下略



805: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:10:34.91 ID:EJeQ9ZV8o

そんなわけで、上条と浜面は部屋を出て元のロビー……と言えばいいのだろうか。とにかく初めの空間へと戻る。

「おい絹旗、上条が来たら呼べっつったろ」

以下略



806: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:11:09.49 ID:EJeQ9ZV8o

「食うっつってもシチュエーションが色々あんだろ? そうだな、ほら、定番の自然公園のボートの上で何か食べながらのんびりするとかよ」

「それ滝壺さんとやって、彼女超爆睡したまま寝ぼけて池に落ちそうになったとか言ってませんでした?」

以下略



807: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:11:38.46 ID:EJeQ9ZV8o

上条が尋ねると、絹旗は不敵な笑みで、

「そりゃどっかのお子様みたいに『びええええええええん』とか泣くわけないでしょう。大人は超クールに超ドライに別れるものなんですよ」

以下略



808: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:12:16.47 ID:EJeQ9ZV8o

食べ物に関してこちらの財布の心配をする。
少し前の彼女であれば驚きを通り越して、偽物なんじゃないかという疑いさえ抱くレベルだ。
それだけ彼女は大きく変わった。

以下略



809: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:13:10.05 ID:EJeQ9ZV8o

そんなものの存在を認めるわけにはいかない。
いくら激痛で頭がよく回らなくても、譲れないものはあるのだ。

「ふっ、ふふふふふ……!!!!!」
以下略



810: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/09/19(木) 05:13:44.66 ID:EJeQ9ZV8o

美琴も、目の前の変態の表情がどこか恍惚としている事に気づくと、顔を青くして電撃を止めた。
そして、ガックリと肩を落として頭を押さえると、

「……はぁ。アイツにはフラれるわ、帰ってきたらベッドが変態に好き放題にされてるわ。私が何したってのよ……」
以下略



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