306:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/10/04(木) 23:39:04.69 ID:W1gLbwPW0
―あかり―
ちなつ「あかりちゃん、おはよう」
あかり「おはよう、ちなつちゃん」
307:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/10/04(木) 23:39:58.14 ID:W1gLbwPW0
ちなつ「わざわざ場所変えちゃうのが、あかりちゃんらしいね」
あかり「そうかな……、そうかも」
はにかみながら笑って、ちなつちゃんに顔を向ける。
やっぱり、ちなつちゃんの顔は真剣そのものだった。
308:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県)[sage]
2012/10/07(日) 01:06:39.08 ID:KLs/qnloo
乙
309:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/10/07(日) 18:36:35.26 ID:rFacMJTy0
次待ってます乙
310:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県)[sage]
2012/10/31(水) 11:48:23.93 ID:SwogCRD4o
忙しいのかな
311:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/11/03(土) 15:19:30.66 ID:hmXVQoDF0
ちなつ「私はあかりちゃんじゃないから、あかりちゃんがどう思ってるかなんてわからない」
ちなつちゃんの言葉が耳に入る。
あかりとちなつちゃんは違う、そう違う。
ちなつちゃんは何処までもオープンで、好きな気持ちを全然隠そうとしない。
312:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/11/03(土) 15:31:24.52 ID:hmXVQoDF0
あかり「もうほっといて、あかりはちなつちゃんじゃないの! ちなつちゃんみたいに、行動的じゃない!」
爆発するみたいに言葉が出た。
抑えきれなくて、引き攣ってたのはあかりの顔の方なのかもしれない。
313:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/11/03(土) 15:52:26.29 ID:hmXVQoDF0
―結衣―
結衣「それ、本当なの?」
生徒会室の中、少しだけ気まずそうに頬を掻いて私の前に座る綾乃に目を向ける。
314:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/11/03(土) 16:20:56.58 ID:hmXVQoDF0
そう言って少しだけお茶を飲む。
敵わない、綾乃はそう呟いてから少しだけ悔しそうに、だけどすっきりした表情で笑う。
綾乃「昨日彼方たちに会った事を言った時、すごく動揺してた。もう、それを言う前から少しだけ感じてたんだ。京子には好きな子がいるって」
結衣「……」
315:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/11/03(土) 16:48:17.97 ID:hmXVQoDF0
綾乃は言った、所詮代わりにしかならないって。
恋で好きな人の代わりになる人が、本当に幸せになれるかどうかなんてわからないけど、京子の隙間を埋める存在になっても幸せなんてあるわけないと、そう言ったのだ。
結衣「本当にそれでいいの? まだ京子だって」
綾乃「それ以上は、罰金バッキンガムだから」
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