422: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:32:34.82 ID:1r0Rv1RGo
昼休みの屋上。
さやかの友人、志筑仁美は彼女の前ではっきりと宣言した。
423: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:34:07.95 ID:1r0Rv1RGo
仁美と別れてから、彼女は午後の授業にも出ず屋上の階段室のさらに上に上って空を眺めていた。
「恭介……」
424: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:34:44.92 ID:1r0Rv1RGo
相手の信頼を得るためにはどうすればいいのか。
それは播磨にとっては難しいテーマだ。
425: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:35:23.73 ID:1r0Rv1RGo
おしぼりで手を拭きながら播磨は礼を言う。
「詢子さん、会社の若い衆ですか?」と、店主。
426: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:36:46.64 ID:1r0Rv1RGo
「ふふ、ちょっとからかっただけだよ」
そう言って詢子はグラスの中のビールを飲み干す。
427: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:37:59.72 ID:1r0Rv1RGo
「わりと、付き合ってみるとその人の良さが見えることもあるのよ」
「その人の良さ……」
428: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:39:15.80 ID:1r0Rv1RGo
確かにすごいが、値段のほうも高くなるんだろうなと思う播磨であった。
「話を戻そうか」
429: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:40:22.08 ID:1r0Rv1RGo
ただ、彼女の話から少しだけ見えてきたような気がした。
リスクをとるからリターンが得られる。それがビジネスの鉄則。
430: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:41:20.79 ID:1r0Rv1RGo
大分消化したつもりだけど、まだ終わらねえ。
また続きます。
431: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/30(金) 18:42:18.75 ID:1r0Rv1RGo
ちなみに今書いてる作品については、何もお答えできません。
ヒントもありません。
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