過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/26(月) 23:34:39.88 ID:1mjbMqar0
アルクェイドのあーん事件の少し後に翡翠が戻ってきた。
翡翠は俺の顔を見るなり何かあったのか、どこか体調が悪いのかなど聞いてきた。そんなに変な顔してたのかな、俺?
どんな顔をしていたのか一人で思案している間に残っていた作業は全て終わったらしく、二人とも後片付けをはじめている。
しかし厨房に来て本当に何もしなかったな。二人とも手伝わなくていいと言っていたが、もしかしなくても邪魔だったんだろうか。

以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/27(火) 00:02:56.38 ID:QVdiPWX20
急いで食堂に移動する。
テーブルの上には既に料理が並べられており、両儀さんと太子さんの二人はもう席についていた。
三人にアルクェイドが少し遅れることと先に食べてるようにと言っていたことを伝える。
席に座る時に「見た目はバカっぽいけど案外やるもんだな」という言葉が聞こえた。
恐らく今の言葉は料理ではなく料理を作った人物についての感想なのだろう。作った当人がここに居なくてよかった。
以下略



179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/03/27(火) 00:03:55.78 ID:QVdiPWX20
一旦小休止させていただきます


180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]
2012/03/27(火) 00:05:05.42 ID:F9v+Wo4AO



181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/27(火) 01:02:39.20 ID:QVdiPWX20
気を取り直して並べられた料理を見渡す。どれも文句のつけようの無い見た目で豪華絢爛、満漢全席という言葉がふさわしい。
いつも食べる琥珀さんの料理はあっさりした物が多いせいか、こういうがっつりした物を食べれるのは嬉しかったりする。
特に肉をふんだんに使った料理がたくさん作られているのは嬉しい。

志貴「さて、それじゃ俺もいただくとしますか」
以下略



182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/27(火) 01:22:27.23 ID:QVdiPWX20
翡翠「志貴さま」

志貴「ん?なんだ翡翠。まだ料理はたくさんあるし、水だって全然減ってないぞ」

翡翠「いえ、そうではなく。その・・・」
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183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/27(火) 01:29:10.21 ID:QVdiPWX20
その後少し遅れてアルクェイドも食卓に加わり、夕食は特に問題もなく終わった。
多少駄々をこねたり行儀が悪い人が居たけどアルクェイドの一睨みでおとなしくなった。
普段のような静かな夕食も悪くは無いが、やはり食事時は大勢で談笑しながら食べるのが一番美味しい。
今度琥珀と翡翠も一緒に食べるように言ってみるか。二人は絶対首を縦に振らないだろうし、秋葉がまず反対するだろう。
でも諦めないで言い続ければ、いつかはみんなで食卓を囲むことができるかもしれない。やってみる価値はあるな。


184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/27(火) 01:56:28.92 ID:QVdiPWX20
食事が終わり、居間に集まる。皆が集まっているいい機会だし今日あったことを皆に聞いてみる。
ある程度予想はしていたがやはりこれといったものは無かった。
もっといろいろと情報をまとめたいのだがアルクェイドがここにいる時点であまり突っ込んだ話ができない。
しかし追い返すのも何だか気が引けるので当たり障りの無い会話でやり過ごすことにした。
両儀さんもそのことには賛成してくれたが、太子さんにそのことを聞いてもよくわかっていないみたいだった。
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185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/27(火) 02:13:30.03 ID:QVdiPWX20
ぱぁん、と突如聞こえる炸裂音。その音を聞いて、思考が正常なものに戻りはじめる。
音の鳴った方角を見ると胸の前で手をあわせているアルクェイドが居た。先ほどの音の原因はこいつか。

アルク「話は終わった?」

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186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/27(火) 02:25:56.05 ID:QVdiPWX20
集まりはしたものの結局有益な物は何も見つからず、明日もあてもなく町をさまようことになった。
アルクェイドが部屋に戻ってから約一名を除き、誰も口を開くことはなかった。
十時を知らせる鐘が鳴り、まるでそれが合図であったかのようにそれぞれが部屋に戻る。
俺もそれに倣い部屋に戻り、ベットに横になる。そのまま目を閉じて意識を遮断する。今まで何度もやってきたことだ。
いつも通りにやれば何の問題も無い。意識をこのまま手放せば、今日あったことは過ぎたことになる。
以下略



187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)
2012/03/27(火) 02:36:51.75 ID:QVdiPWX20
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ケミカル研究室 

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