11:にゃんこ[saga]
2012/01/19(木) 19:04:08.68 ID:nNWGVWep0
まあ、それはそれで仕方が無いか。
万が一……、いや、百が一……、いやいや、十が一……かな。
自分で考えた事ながらちょっと悲しいが、
それくらいの確率で梓が私に悩みを相談しなかったとしても、
それは梓が悪いわけじゃなくて、相談されなかった私の責任なんだ。
12:にゃんこ[saga]
2012/01/19(木) 19:06:03.58 ID:nNWGVWep0
でも、そんな事で落ち込む私じゃない。
むしろ逆に燃えてきた。
連絡を取ってみると、唯達の方もかなり実力が落ちてしまってるらしかった。
これじゃ梓達を見返すつもりが、逆になめられたままになってしまう。
そうはさせん。そうはさせんぞ。
13:にゃんこ[saga]
2012/01/19(木) 19:06:36.70 ID:nNWGVWep0
「あれっ? 先輩達、もう着いてたんですかーっ?」
待ち合わせの予定時刻の大体十分前、
普段より少しだけ甲高いあいつの声が周囲に響いた。
14:にゃんこ[saga]
2012/01/19(木) 19:07:16.46 ID:nNWGVWep0
「やれやれ……」
呟きながら、苦笑した澪が和と視線を合わせる。
和も軽く肩を竦めながら、澪と視線を合わせて微笑んでいた。
15:にゃんこ[saga]
2012/01/19(木) 19:07:51.53 ID:nNWGVWep0
不意に。
強い風が吹いた。
夏なのに春一番みたいに強い強い風。
空気の圧力が私の瞳を擦り、
16:にゃんこ[saga]
2012/01/19(木) 19:09:18.67 ID:nNWGVWep0
「何……、これ……?」
大きな目を見開いたまま、呻くみたいに梓が呟き始める。
信じられないものを見たって感じの梓の表情。
17:にゃんこ[saga]
2012/01/19(木) 19:10:01.42 ID:nNWGVWep0
「人が……、車も……」
梓が怯えた表情を浮かべたまま、その場に座り込んで呟いた。
唯がその座り込む梓の肩を、心配そうに強く抱き締める。
18:にゃんこ[saga]
2012/01/19(木) 19:12:10.50 ID:nNWGVWep0
今回はここまでです。
前作を読んで頂けていた方も居るようで嬉しいです。
ありがとうございます。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2012/01/19(木) 19:21:20.03 ID:+IDj4g2Mo
うむ、先が非常に気になってよいよい
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/19(木) 20:30:19.56 ID:WFDcD/gDO
続きを楽しみに待っています。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/01/19(木) 20:47:06.45 ID:CThzagO5o
続き楽しみ
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