過去ログ - ジュぺッタ「あたし、メリー。今あなたの後にいるの」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 00:50:01.67 ID:4mWTuhEn0
ポケモンのSSです
舞台はポケモンがまだ殆ど見つかってない世界です
多分読み終えたとき「ポケモン全然関係ないじゃないか」と思われるかもしれません
でも前々スレで書くと宣言したので最後まで頑張って書きます
SS書きは5度目、スレ立ては実質4度目になります
拙い文章ですが暖かい目で見ていただければ幸いです…
SSWiki :
ss.vip2ch.com
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2
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/23(月) 00:50:54.64 ID:4mWTuhEn0
永い眠りから覚めた気がした。だが覚めたのだろうか?
完全に、暗闇である。
少女の人形は困惑する。
以下略
3
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/23(月) 00:52:06.54 ID:4mWTuhEn0
???「私の手の中に…片方は転生への片道切符、もう片方は転落への墜落切符があります。勘で当ててください。確率は純粋に2分の1です」
少し逡巡する。だが迷ってても仕方ないと決断する。
ジュぺッタ「…うーん…じゃあ…左手!」
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 00:52:44.73 ID:4mWTuhEn0
ジュぺッタ「待って!」
???「待たないよ」
ジュぺッタ「フリーズ!!」
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 00:53:39.27 ID:4mWTuhEn0
ジュぺッタ「まt」光が見える。前方に。
とてつもない光、やがてそれは彼女を包み込む…
落下する感覚、やがて地面ではない何かに叩きつけられる感覚。
以下略
6
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/23(月) 00:55:03.28 ID:4mWTuhEn0
冬、それはこの国で見られる四季の一つである。
太陽の熱は影を潜め、ゴミ捨て場には寒風がすべての生けるものに容赦なく吹き付けられていた。
ジュぺッタ「とりあえず、何か使えるものは…」
以下略
7
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/23(月) 00:56:16.12 ID:4mWTuhEn0
見ると…そこには水色の巨体があった。それと同時にガラクタの後ろに隠れる丸い影。
ニドクイン「あら、起こしたかしら?」
ジュぺッタ「あなたは誰?何でこんなところに?」
以下略
8
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 00:57:29.78 ID:4mWTuhEn0
講義が終わると友はパーティグッズを買いにホンキ・ドーテに立ち寄った。
もうすぐ男の誕生日である。男は友の数少ない友人の一人だった。
男は口数が少なかった。だが喋る時はよく喋った。よく喋る時は昔TVでさえ禁止されていたという事実が信じられなかった。
以下略
9
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/23(月) 00:58:09.74 ID:4mWTuhEn0
この町の地図を手に入れた。
偶然、廃屋を見つけた。偶然以外の何物でもなかった。廃屋には人の気配は無く、長年人がいなかったように思える。
ゴミ捨て場に戻ってきたジュぺッタは行動を開始する。
以下略
10
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/23(月) 00:59:10.50 ID:4mWTuhEn0
男は帰るとすぐ布団に入った。
PCをする気にもなれなかった。
何故だろうか?寂しい?
以下略
11
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/23(月) 01:01:54.82 ID:4mWTuhEn0
とりあえず今はここまでで、今日中に帰ってきて続きは書こうかと思っています。
12
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]
2012/01/23(月) 01:16:47.27 ID:ETu1oZKxo
デンチュラの人?
13
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
[sage]
2012/01/23(月) 01:57:16.18 ID:cLrAfnCU0
面白そうだ、乙
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/23(月) 17:12:33.70 ID:4mWTuhEn0
>>12
そうです。随分と待たせてしまいました。
15
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/23(月) 17:13:29.61 ID:4mWTuhEn0
そして今の衝撃で幸か不幸か、前の持ち主の名前を思い出した。
男、という名前。私を可愛がってくれた男。
しかしあたしは捨てられたのだ。
以下略
16
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 17:14:19.39 ID:4mWTuhEn0
社員女「はい、高木自動車です」
ジュぺッタ「あたし、メリー。今あなたの会社の前にいるの」ガチャ プーップーッ
社員女「…?」
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 17:16:18.21 ID:4mWTuhEn0
いつから息子の事に無関心になってしまったのだろうか。
仕事で会社の同期を追い抜き、エリートを出し抜き、会社を乗っ取り社長を追い出した時には既に私は家庭内の事に目を背けていた。
高木社長は町の中枢部を見下ろすビルの窓際に立ってほっと一息溜息をついた。
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 17:17:18.85 ID:4mWTuhEn0
高木「…ん?」おいおい、何だ今の悪戯電話は。
しかもこの電話は社内にしか公表していない。社内に悪戯をする奴がいるようだ。
全くけしからん奴だ。見つけたら首かなと思ったときに、また。
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 17:18:26.62 ID:4mWTuhEn0
今すぐにでも振り向きたかった。だが"ねんりき"のようなもので封じられているかのように後ろは振り向けなかった。
???「こんにちは社長さん。こちらの要求は一つです。電話帳をちょっと一生借りたいのです」
高木「で、電話帳!?どうしてそんな」
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 17:19:19.29 ID:4mWTuhEn0
冷や冷やした。念力が使えたのは幸いだった。これも"呪い"の力だろうか?ゴミ捨て場で偶然拾ったナイフをしまいつつ考える。
ゴミ捨て場まで何度も電話をかけて戻ってきた。ゴミ捨て場の近隣に警察署があって良かった。
心臓がまだ脈打っている。これが人間か。
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/01/23(月) 17:21:52.36 ID:4mWTuhEn0
本当に彼を呪う必要性があるのか。
あたしは多分男が好きだった。いや、間違いなく好きだったに違いない。この男を思い出そうとするたびに胸を焦がす感覚がそう告げている。
だからこそ躊躇うのだ。赤の他人であれば躊躇うことなく電話していただろう。
以下略
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