11: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:21:14.63 ID:ui263o5To
拡声器を使って敵に呼びかける。相手も理解したのか、隣の空間を指差し、そこで決着を付ける事を指示した。
(勝てるのか?)
12: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:23:40.95 ID:ui263o5To
「まぁまぁだな」
開口一番の教官からの言葉はこれだけだった。
13: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:25:30.65 ID:ui263o5To
食堂に放送が響く。呼ばれたエルマーは舌打ちをしながら、「きっと壊したライノクラフトの修理費をみせつけるんだぜ」と言いながら双子に挨拶をしてから食堂を去っていった。
「さて」
14: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:26:45.88 ID:ui263o5To
「この、スカターン!!」
魔夜香の見事なアッパーカットでバドルーンを再び宙に舞う。
15: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:29:14.03 ID:ui263o5To
『最終組は準備しろ!』
館内放送が響く。
16: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:29:41.16 ID:ui263o5To
「では、発表する。合格者の名前を読み上げるので呼ばれた者は返事をしてから別室で待機しろ」
一瞬の間。しかしそれはシェル達にとっては果てしなく長い時間に思える。
17: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:32:17.02 ID:ui263o5To
部屋に残されたのはシェルに双子、そしてバドルーンの4人だった。
「シェル! 合格おめでとう!」
18: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:32:43.58 ID:ui263o5To
「ちがうのよ、シェル」
肩をがっくりと落とすシェルの肩に魔夜香が手を置く。沙夜香もシェルの頭に優しく手を置いて「早まらないで」と答える。バドルーンは依然として机と熱い抱擁を続けていた。
19: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:33:14.07 ID:ui263o5To
ズズーン!
転寝していたシェルをたたき起こしたのは爆音と強い振動であった。
20: ◆JbHnh76luM[saga]
2012/02/03(金) 10:35:06.83 ID:ui263o5To
以上で第一話終了となります。
地の文がついているとどうやっても読みづらくなりますね……
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/03(金) 10:58:43.45 ID:4DNFw2ISO
いやに物腰が低い上に自虐的だと思ったらやっぱりお前かヘタレ
同時進行するならどちらもクオリティーを落とさない余裕があるってことだな?
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