過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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352:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:48:32.49 ID:QhpzOyn50
「そんなことは理由にならない。
ならどうして自然の壁を壊さない。
敵が中にいるのなら、
フォロンクロンをやったときのように、
いくらでもやりようがある」
以下略



353:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:49:17.91 ID:QhpzOyn50
「既に現地のエフェッサー、軍によって
自然の壁に対する攻撃は行われている。
しかし、どれも壁を突破することは出来なかった
という結果しか、私は聞いていない。
空路で壁を越えて、衛星映像から新世界連合拠点が
以下略



354:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:50:03.44 ID:QhpzOyn50
いつの間にかあった、
という表現が一番近いかもしれない。

そう、死星獣が突然現れたように。

以下略



355:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:50:39.34 ID:QhpzOyn50
駈はそう続けて息をついた。

「……問題は、だ。あと二時間十五分で、
ワープが可能な死星獣を使い、
新世界連合がここに攻撃を仕掛けてくるであろう事実だ。
以下略



356:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:51:47.99 ID:QhpzOyn50
「こちら側が有する戦力は、
トレーナー五十二人に、バーリェ六十五体。
トップファイブ以上のAADを戦力と
カウントするとして、砲台型AADが二十一機。
戦闘機型が十八機。七百番台人型が五機。
以下略



357:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:52:33.59 ID:QhpzOyn50
ブースターの大きさが、体の大きさとほぼ同じだ。

――動くのか、これは。

絆は初っ端それを見て、そう思った。
以下略



358:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:53:22.03 ID:QhpzOyn50
戦術級二等。

小型の水爆一つとほぼ威力は変わらない
被害規模を算出できる数値だ。

以下略



359:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:54:06.38 ID:QhpzOyn50
何とか、なるわけがないだろう。

口を開きかけた絆の目に、
しかしそこで背筋を伸ばして
手を挙げた椿の姿が目に入った。
以下略



360:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:55:02.79 ID:QhpzOyn50
「絆特務官のバーリェは、不安定です。
安定した性能を発揮できるとは思えません。
動作にも若干の不安が残ります。
私の育てた新型のバーリェは、現在で三体います。
少なくとも、起動するかしないかに賭けるよりは、
以下略



361:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:55:39.36 ID:QhpzOyn50
駈は彼女を一瞥してから、資料を脇の女性職員に渡した。

「話は以上だ。各員大至急配置についてくれ。武運を祈る」

呆然と立ち尽くす椿を他所に、
以下略



362:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/03(火) 17:56:41.40 ID:QhpzOyn50
「絆特務官、大丈夫ですか……?」

渚に心配そうに問いかけられ、
絆は頷いて松葉杖を握り締めた。

以下略



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