過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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449
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:03:55.21 ID:sVh0F2PK0
AIの声が淡々と響いた。
「生成完了シマシタ。広範囲極破壊兵器、
『メルレダンデ』、撃テマス。最終認証ヲ願イマス」
以下略
450
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:04:33.68 ID:sVh0F2PK0
眼下が、真っ白に光った。
大恒王が翼を翻して、今度は上に急上昇する。
絆の喉に、胃の中身が逆流した。
以下略
451
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:05:18.16 ID:sVh0F2PK0
砂も、空気も、空間も。
全てが半径十キロ四方ほどの空間が、
中心部に向けて圧縮される。
以下略
452
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:05:57.80 ID:sVh0F2PK0
絆は鼻血で真っ赤になった手でベルトを外すと、
骨が浮くほどの力で操縦桿を
握り締めている圭に飛びついた。
「やめろ! 圭、やめるんだ!」
以下略
453
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:06:31.52 ID:sVh0F2PK0
「うう……ううう!」
そこで圭が、いきなり苦しそうな顔になり体を丸めた。
彼女の操縦を離れた大恒王が、急速に落下を始める。
以下略
454
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:07:06.36 ID:sVh0F2PK0
彼女達のエネルギーにより補助電源が働き、
大恒王が補助ブースターを点火させながら、
凄まじい勢いで、腰から砂地に着地した。
その左手に浮かび上がっていた灰色の球体が、
以下略
455
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:07:47.60 ID:sVh0F2PK0
その惨状に唖然とした絆から、
数百メートル離れた空間が揺らめいた。
体中各部から火を吹き上げて、
右足と両腕がなくなり、
以下略
456
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:08:31.24 ID:sVh0F2PK0
バーリェだ。
絃自身が否定し、
「存在してはならないロストテクノロジー」だと
言ったバーリェが乗っている。
以下略
457
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:09:03.46 ID:sVh0F2PK0
背後でブツリと通信が回復する音がして、
そこから駈の声が流れ出した。
『絆特務官、応答せよ。
こちら地下の第二避難室だ。
以下略
458
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:09:49.54 ID:sVh0F2PK0
*
気がついた時、絆は薄暗い病室の中にいた。
「……半径十二キロ圏内は、地下百メートル地点まで
以下略
459
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/07(土) 20:10:24.29 ID:sVh0F2PK0
出撃していないバーリェが残っていることには
残っていたが、とても戦えるような
状況ではないことは明白だった。
戦闘後、意識を失ってしまった絆達を、
以下略
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