過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
↓
1-
覧
板
20
638
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:41:16.69 ID:+IntTbT/0
「フォロントンに着くまでは絶対安静だ。
一応作戦内容を持ってきたが……読み上げるか?」
駈が手に持っていた資料をヒラヒラと振る。
以下略
639
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:42:07.02 ID:+IntTbT/0
黙り込んだ絆を横目で見て、
駈は手元の資料に視線を落とした。
「彼が乗るかどうかを決めるのは私ではない。
彼自身の裁量に任せるようにと、元老院も言っている」
以下略
640
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:42:46.36 ID:+IntTbT/0
彼女は絆に向き直ると、明らかに怒った表情で続けた。
「あなたは今動ける状態ではありません。
端的に言いましょう。
私の性能をフルに発揮するためには、
以下略
641
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:43:30.67 ID:+IntTbT/0
それは怒りから来たものだったのか、
それとも恐怖から来たものだったのか、
それは純には分からないことだった。
慌てて手を背後に隠し、純は食い下がるように続けた。
以下略
642
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:45:09.72 ID:+IntTbT/0
そして純に向き直って言う。
「……やっぱり死ぬつもりだったな。
おおかた、バーリェのエネルギー融合炉でも
限界突破させて、新世界連合の拠点で
以下略
643
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:45:48.56 ID:+IntTbT/0
「自分を卑下するのは、圭の影響か?
似てるな……俺はあの子にも言った。
『生きろ』って。それを守ってもらう。
一度した約束は絶対だ」
以下略
644
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:46:35.84 ID:+IntTbT/0
純は、顔には出ていないが相当疲れている。
それを肌で感じたのだった。
それはそうだ。
以下略
645
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:47:08.68 ID:+IntTbT/0
「十五パーセントと言ったところか。
ブラックホール粒子により外部装甲がだいぶやられた。
もう一度襲撃されたら危ないな」
「敵はこっちの情報を察知してるのか?」
以下略
646
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:47:47.89 ID:+IntTbT/0
問いかけられ、絆は弾かれたように顔を上げた。
「…………」
沈黙を返した絆に、彼は息をついて言った。
以下略
647
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/21(土) 21:49:06.48 ID:+IntTbT/0
お疲れ様でした。
次回の更新に続かせて頂きます。
引き続きご意見やご感想、ご質問などがございましたら、
以下略
777Res/638647 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1332172020/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice