過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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689
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:09:27.84 ID:2BLGZ8KQ0
「スティグマスシールドヲ展開シマス」
霧の操縦で大恒王が左腕を振り上げる。
その腕に、半球状の巨大なエネルギー膜が浮かび上がった。
以下略
690
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:10:15.22 ID:2BLGZ8KQ0
渚が上ずった声で叫ぶ。
背後から出現した戦劫王は、
大恒王のブースターに向かって
ブレードを振り下ろした。
以下略
691
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:11:06.03 ID:2BLGZ8KQ0
モニターに、彼女の機体がロストしたことを
表す文字が表示される。
「そ、そんな……」
以下略
692
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:11:52.44 ID:2BLGZ8KQ0
越えて行こうとしていた三機のAADが
一瞬で巻き込まれ、
ひしゃげて段々と小さな塊に圧縮されていく。
そして、しまいにはビー玉のような粒に
以下略
693
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:13:24.09 ID:2BLGZ8KQ0
純がまた嘔吐感に負けて血を吐く。
今度は、霧も激しく咳き込んで同様に吐血した。
「霧ちゃん! 純ちゃん!」
以下略
694
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:14:04.16 ID:2BLGZ8KQ0
もくもくと立ち昇る煙が段々と晴れ、
そこには羽で胴体を守るようにして
浮遊している戦劫王の姿があった。
羽はボロボロになっていて、崩れて消えていく。
以下略
695
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:14:47.19 ID:2BLGZ8KQ0
「何……だ、あれ……」
呆然と呟いた絆の耳に、
我に返った渚の声が飛び込んできた。
以下略
696
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:16:11.31 ID:2BLGZ8KQ0
空間それ自体が、
まるで渦巻きのようにねじれてきている。
今まで足元にあった森が、頭上に見える。
以下略
697
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:17:13.69 ID:2BLGZ8KQ0
次から次へと血が流れ落ちて、
彼女の病院服を真っ赤に濡らす。
純が頭を抑えて崩れ落ちた。
以下略
698
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:17:49.58 ID:2BLGZ8KQ0
「全砲門を開放! 撃てええ!」
操縦桿を捻りこむ。
次の瞬間、大恒王を中心とした空間が、
以下略
699
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:18:25.44 ID:2BLGZ8KQ0
次いで、真っ白い光が大恒王の前に
吸い込まれて、消えた。
周囲の森が全て吸い込まれ、
綺麗なすり鉢型の砂漠になって散る。
以下略
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