過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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69:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:30:32.24 ID:sON2xcHy0
あいつを殺さなければ、
俺は……俺のバーリェ達は、笑って暮らせない。

そして死んでしまったバーリェも、浮かばれない。

以下略



70:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:31:08.03 ID:sON2xcHy0
――愛(まな)とは、もっと一緒に遊んでやりたかった。

命の料理を、もっと食べてやりたかった。

雪は……もう一緒に
以下略



71:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:31:37.60 ID:sON2xcHy0
「一緒に……」

呟いて、震えを押し殺す。

そう、帰るんだ。
以下略



72:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:32:19.23 ID:sON2xcHy0


フォロンクロンに到着してから、
○七○○時まで待機していた。

以下略



73:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:32:48.09 ID:sON2xcHy0
朝の光に包まれた、広大な森が広がっていた。

さやさやと風が吹いていて、緑色の木々が揺らいでいる。

どれも青々としていて、生命力に満ち溢れていた。
以下略



74:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:33:29.88 ID:sON2xcHy0
『凄い……こんなに木が沢山……』

文が緩慢に手を動かしながらモニターを覗き込む。

彼女の動きに連動して、陽月王の首が動き、
以下略



75:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:34:09.31 ID:sON2xcHy0
「お前達のしたがってた戦闘だ。
これが、前話したことがある人型AAD、
陽月王。ロボットの中だよ」

「本当?」
以下略



76:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:34:43.46 ID:sON2xcHy0
「ま、待て文! 
まだ作戦は開始されてないんだ。座ってろ!」

慌てて絆が言うと、文は首を傾げて操縦桿を握った。

以下略



77:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:35:16.77 ID:sON2xcHy0
絆は、二人から視線を離して操縦桿を握った。

「え……?」

優がきょとんとして絆にまた聞いた。
以下略



78:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:35:43.32 ID:sON2xcHy0
優が狼狽しているのか、ポツリポツリと言う。

「この森焼くの? どうして? 
こんなに綺麗なのに……」

以下略



79:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:38:39.17 ID:sON2xcHy0
お疲れ様です。

次回の更新に続かせていただきます。

通院予定があるため多少遅れてしまうかもしれません。
以下略



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