過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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2012/03/30(金) 21:36:51.95 ID:S2fDDXur0
杉坂「……なんですか?」
部室を出たところで、杉坂がそう聞いてきた。
朋也「おまえがさっきの話をしたことは、仁科は知っているのか?」
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2012/03/30(金) 21:39:35.62 ID:S2fDDXur0
少しの間の後、仁科が出てきた。
仁科「どうしました?岡崎さん」
まだ何も知らないからだろうか。仁科は笑っていた。
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2012/03/30(金) 21:41:18.17 ID:S2fDDXur0
朋也「それに……」
話を続ける。
朋也「ごめんな。おまえのこと、何にも知らずにヴァイオリンの演奏を聴きに来たりして……」
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2012/03/30(金) 21:44:28.21 ID:S2fDDXur0
仁科「合唱を始める前に、3人目の合唱部員を紹介します。初めて岡崎さんが訪れたときにはいなかったですから、まだ名前、知らないですよね?」
朋也「ああ、そういやそうだな……」
名の知らない女生徒の方に視線をやる。3人目の合唱部員が前に出てきて、自己紹介をする。
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2012/03/30(金) 21:46:34.63 ID:S2fDDXur0
合唱が始まる。こういっては何だが、あまり上手とはいえなかった。ただ、仁科、杉坂、原田の一生懸命さと、楽しんで歌っているというのは伝わってくる。
朋也(これからたくさん練習して、この歌声をたくさんの人たちに聴かせるのか……)
そう遠くない未来、この歌声はたくさんの人たちに届く。たくさん練習して、今よりも上達した形で。
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2012/03/30(金) 21:47:45.29 ID:S2fDDXur0
仁科「あ、岡崎さん、ちょっと待ってください」
仁科に、呼び止められる。
仁科「私たちも、今日は終わりですから、一緒に帰りませんか?」
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2012/03/30(金) 21:49:09.33 ID:S2fDDXur0
朋也(話したいことって、なんだろうな……?)
中庭へと向かう途中、そんなことを考えていた。
朋也(ダメだ……全く見当もつかねぇ……)
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2012/03/30(金) 21:50:30.08 ID:S2fDDXur0
二人で坂を下りながら、話を続ける。
朋也「なにかあるのか?」
仁科「その……幸村先生に、部の顧問を兼任していただけないか、と思いまして……」
朋也「兼任っ?そんなこと出来るのか?」
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2012/03/30(金) 21:52:29.45 ID:S2fDDXur0
朋也「そうか……。そうだな。まずは、兼任が許されるのかどうかを生徒会に聞いてみるのがいいだろうな。
でも、俺たちだけで勇み足しても幸村が無理といったら出来ないから、まずは幸村に話をしてみるか。
それに、俺たちだけで生徒会に行ったらまた軽くあしらわれそうだから、生徒会に話をしに行くときは幸村にもついてきてもらおう。
それで許可が下りたら、杉坂と原田に話す。あの二人なら、きっと快く承諾してくれると思うぞ」
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2012/03/30(金) 21:53:59.83 ID:S2fDDXur0
二人、並んで歩く。
朋也「おまえの家って、どこら辺なんだ?」
俺は俺の家までの道のりをまっすぐ歩いてるだけなのだが、仁科は俺についてきていた。
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2012/03/30(金) 21:56:29.10 ID:S2fDDXur0
仁科の家の前に到着する。
朋也「じゃあ、また明日な。いつもの通り、部室にいるんだろ?」
仁科「はい。その……」
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