過去ログ - ほむら「私はあなたを、助けない」阿良々木「……」
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2012/04/06(金) 23:23:44.49 ID:LK9HCvEh0
何が『献上しても良いぞ』だ。テメエさっき散々食い散らかしただろうが。それに怪異が気軽に女子中学生と会話するんじゃねえよ。
頼むから空気を読んでくれ。僕とお前はペアリングである程度は繋がってるんじゃなかったのか?
「今は目の前のリングの方が大事じゃ」
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2012/04/06(金) 23:24:13.21 ID:LK9HCvEh0
「……それに、絶対ヤバイ関係だよ。見た目高校生と金髪ロリ少女って」
「…………」
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2012/04/06(金) 23:24:48.74 ID:LK9HCvEh0
「忍、出るぞ」
僕は残っていたコーヒーを一気に飲み干すと、まどかと呼ばれた少女のトレイを未だに見つめている忍の首根っこを掴んで猫のように持ち上げた。
そしてそのまま肩に担いで席を立つと、空いていた左手でトレイを持ち返却口へと向かう。
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2012/04/06(金) 23:25:14.46 ID:LK9HCvEh0
「ふぅ……満足じゃ」
店を出てから、ようやく忍は口を開きそんな感想を言う。
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2012/04/06(金) 23:25:41.73 ID:LK9HCvEh0
「お、おいおい……何の冗談だよ」
目の前で起こる変化――というよりは異変に僕の頭は付いていくことができない。だが、悲しいことに景色の変換は着々と進行し、僕が何一つ言葉を発する前に
完全に摩訶不思議な空間へと挿げ代わってしまった。明らかに地球上の生物とは思えないグロテスクな物体がそこら中を飛びまわり、テレビで見かけるスプレー缶の落書き
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2012/04/06(金) 23:26:46.85 ID:LK9HCvEh0
「うむ……知っては、おるの」
「いまいち煮え切らないな……とにかく、これは怪異の仕業ってことでいいんだよな?そしてお前が詳細も知っている」
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2012/04/06(金) 23:27:23.98 ID:LK9HCvEh0
「ん、この怪異は特殊じゃからな」
そんな数多の怪異を食い荒らしてきた口を少しばかり吊り上げながら、忍は凄惨な笑みを浮かべる。僕の血を普段より多く吸ったことにより彼女の見た目は十四歳――
つまりさっきの女子中学生ほどの体格となっている。そしてそれと比例するように、僕の身体能力も吸血鬼のそれに近づいている。
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2012/04/06(金) 23:27:49.80 ID:LK9HCvEh0
004
「魔女。これについては説明はいらんじゃろ?もはや西洋の国だけじゃなく、日本でも親しまれておる名称じゃろう
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2012/04/06(金) 23:28:47.06 ID:LK9HCvEh0
「ん?周りを飛び回ってるのは魔女じゃないのか、じゃと?
「ふん。あれは使い魔じゃ。部下というか手先みたいなものじゃよ。ほら、お前様が見てたアニメにも出てきておったじゃろ
「キメ顔の小娘ほど上等なものじゃないぞ。こやつらは意思も持たずにただ人間を襲うだけじゃからな
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2012/04/06(金) 23:30:05.03 ID:LK9HCvEh0
「……さて、魔女の退治方法について説明しようかの
「エナジードレイン?っは!そんなもの使うまでもないわ。だいたい魔女に身を寄せるだけで嫌悪感が走るというのに、何が悲しくて喰わなくてはならんのじゃ
「この、心渡で切ればそれで終わりじゃよ。かすり傷だけで魔女は消滅する
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2012/04/06(金) 23:30:41.04 ID:LK9HCvEh0
005
忍から怪異に関する情報を訊きながら、不可思議な空間を奥へ奥へと歩を進めていくと目の前に格子状の扉が現れた。
どうやらここが最深部らしく、忍が言うにはこの奥に今回の原因を生み出した怪異――魔女が居るらしい。
以下略
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