過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 16:32:31.01 ID:XheKj3SL0
倉庫街にて、コンテナの一角
迎電A『目標は尚も倉庫街の中心で我々と交戦中、至急応援を求む』
迎電B「了解、すぐにそちらに向かう」
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2012/05/10(木) 16:35:45.96 ID:XheKj3SL0
別のコンテナの一角にて
遠くで銃撃が聞こえてくる。
心理定規「勝手に先に行ってしまったわね。あの身勝手さと協調性のなさは、暗部にぴったりね」
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2012/05/10(木) 16:38:09.58 ID:XheKj3SL0
心理定規はすぐに電話をポケットに収め、少し驚いたような表情をする。
心理定規「え? なにかあったんですか?」
演技で迎電Eに近づき、不安な顔をする。
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2012/05/10(木) 16:42:30.47 ID:XheKj3SL0
倉庫街の中央
削板軍覇は二十名ほどの迎電部隊と戦っていた。
迎電部隊全員が削板を囲み、包囲射撃を行っている。
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2012/05/10(木) 16:45:53.53 ID:XheKj3SL0
迎電F「ステファニー=ゴージャスパレスだと!? 捕まったのではないのか?」
かろうじてステファニーの攻撃から耐え抜いた仲間を助けようと迎電Fが一歩前へ出た瞬間、
後頭部に銃口を突き付けられた感触がした。
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2012/05/10(木) 16:48:32.99 ID:XheKj3SL0
心理定規「こんばんは。削板軍覇ね?」
削板「そうだ。で、お前達二人は誰だ?見たところ俺を襲ってきた奴らを何名か倒してくれたみてぇだけど」
心理定規「とある依頼であなたを保護しに来たわ」
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2012/05/10(木) 16:52:22.95 ID:XheKj3SL0
削板「スクール? なんだそれ?」
心理定規「原石を中心にあらゆる依頼を引き受ける小組織よ。今のところ、構成員は私とこの子だけだけれど、バックには統括理事会の一人が付いてるわ」
ステファニー「私まだ入るとは言ってないじゃないですか」ボソ
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2012/05/10(木) 16:56:10.14 ID:XheKj3SL0
ステファニー「なら、少し怪我をしても良いですよね?」
先手を打ったのはステファニーだった。軽機関散弾銃が何連発も発射される。
削板「ふ」
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2012/05/10(木) 16:59:09.65 ID:XheKj3SL0
フルオートに切り替え、銃弾を横一文字に発射すると、銃弾の雨は鞭のごとく削板が立つ建物の屋上の一角を抉り取る。
削板「な!?」
足場ごと屋上から落ちてくる削板に、ステファニーはゆっくりと照準を合わせる。
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2012/05/10(木) 17:02:41.44 ID:XheKj3SL0
攻撃を続けるステファニーだが、一向に銃弾が削板を捉える気配がない。
ステファニー「あ・た・ら・な・いいぃ!」
削板「どうしたどうした! お前の根性はその程度か! もっと熱くなれよ!」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/10(木) 17:05:10.57 ID:XheKj3SL0
削板「ぶっ!」
突然のサービスに削板の目線はステファニーに向いてしまう。
だが、削板とステファニーは気付かなかった。
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