132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:23:08.72 ID:mtLPM3s8o
紬「私の為に降ってくれてるのかしら……
だったら、何もかも流れ出てくれればいいのに」
そう呟いたとき
私は、私中心に物事が進めばいいと思っていたことを知る
133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:26:19.07 ID:mtLPM3s8o
再び目覚ると、酷く喉が渇いていた
私はとりあえず何か飲み物をもらってこようと部屋を出た
134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:33:28.61 ID:mtLPM3s8o
「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られてヒヒヒヒ〜ン!」
私の目の前を一頭の白馬が駆け抜ける
紬父「な、なんだ!?」
135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:34:31.45 ID:mtLPM3s8o
「そうか。でも、キスする前はどうだったんだい?」
キスする前?
「軽音部でずっと一緒だったんだろ?」
136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:35:52.64 ID:mtLPM3s8o
「お花見の日。酔っ払った澪ちゃんをりっちゃんは自分の部屋で介抱したんだってね
澪ちゃんが酔っ払っているんだから2人っきりの部屋で何があってもおかしくない」
そ、そうかも
きっと色々なことがあったに違いな……
137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:37:14.89 ID:mtLPM3s8o
「誰か見た人は?」
えっと……
あの時は風が強く吹いて
それで、髪の毛が邪魔になって
138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:38:22.01 ID:mtLPM3s8o
「じゃあ、こういうのはどうかな?」
「キスをされたから好きになったんじゃなくて
好きになろうとしてそれがキスだと思い込もうとした」
139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:39:39.45 ID:mtLPM3s8o
「結婚なんてものはまだまだ先のことだろうけど
年頃の女の子なんだから、ちょっとしたことで
誰か男とお付き合いを始めてしまうかもしれない」
「だけど、出来れば、ずっと澪ちゃんとりっちゃん
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:40:49.10 ID:mtLPM3s8o
「そもそも、本当に澪ちゃんと付き合えるとしても
キミが周りに気を遣わずにいれるとは思えないし」
ずっと考えずにいたけど
そうね、きっとそうだわ
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/06/07(木) 01:41:33.07 ID:mtLPM3s8o
「もう大丈夫だね?」
ありがとう
「もうキミの気持ちに嘘をついちゃいけないよ」
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