90:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:03:34.92 ID:H/SWMSSm0
―夕方・P宅マンション前―
91:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:04:55.86 ID:H/SWMSSm0
―Pの部屋―
92:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:05:40.45 ID:H/SWMSSm0
「自分はもう満足さっ!プロデューサーに自分の料理をおいしいって言って食べてもらったし、今日家に泊めてもらうし。
これ以上幸せになったらみんなに悪いぞ」
93:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:08:44.54 ID:H/SWMSSm0
―翌朝―
94:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:09:41.02 ID:H/SWMSSm0
「あなた様、『男女7つにして席を同じゆうせず』という言葉を御存知でしょうか」
儒教の教えだったか。まあいささか早い気もするが、そういう区別は大事だな。
95:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:10:43.73 ID:H/SWMSSm0
「ふむ。では本当にやましい事はなにひとつないと」
「だからそう言ってるだろうが。俺と響の間にはペット達が防波堤がわりになって寝てたんだぞ。近づこうにも
96:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:21:44.90 ID:H/SWMSSm0
「あなた様」
マンションの前で貴音に呼び止められる。ん?何だ?
97:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:23:29.85 ID:H/SWMSSm0
―公園―
98:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:24:40.17 ID:H/SWMSSm0
「でもそう言ってるミキの中でも、あのふたりのコトがどんどん大きくなっていったの。それでハニーはどんどん小さく
なっちゃったの。ミキはそれが怖かったの。そしてあれだけ大好きだったハニーのコトを忘れそうになっている自分が
許せなかった。だから事務所に行かなかったら、ミキはハニーの事を好きでいられるかなって思って……」
99:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:27:12.91 ID:H/SWMSSm0
「なあ美希、『刷り込み』って知ってるか?」
俺は美希の横に並んで、池のカモ達を見る。その目線の先ではカモのお母さんがヒナ達を連れて泳いでいた。
100:62 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/31(木) 20:28:22.79 ID:H/SWMSSm0
「だがな美希。俺は言ったよな?大人の俺でも勘違いをしてしまうと」
「え………?」
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