過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:48:52.82 ID:kbSnN6gzo
P「……」
プロデューサーは何も答えない。
しかし、その表情はどこか寂しげで、悲しそうだった。
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:49:37.83 ID:kbSnN6gzo
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2012/06/10(日) 14:50:14.26 ID:kbSnN6gzo
やよい「……」
伊織「……やよい?」
やよいは顔をあげて私を見た。
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/10(日) 14:50:51.01 ID:kbSnN6gzo
伊織「……」
やよい「プロデューサーを助けられるのは伊織ちゃんだけなんだよ?」
伊織「……やよい」
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2012/06/10(日) 14:52:31.97 ID:kbSnN6gzo
やよい「プロデューサーが伊織ちゃんの援助を受けないのって、私のせいだと思うから」
伊織「やよいは……それでいいの?」
やよい「私は……」
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2012/06/10(日) 14:53:09.93 ID:kbSnN6gzo
ようやくプロデューサーはベッドから体を起こした。
伊織「もたもたしてると置いてくわよ」
P「置いてってくれて構わないんだが……」
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2012/06/10(日) 14:53:47.68 ID:kbSnN6gzo
高い建物も無いから全方向の空を見ることができるのだ。
私は星に詳しいわけではないが、南の空に見える夏の大三角は容易に見分けられる。
他の星よりも明るい三つの星が作る三角形は目を引く。
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2012/06/10(日) 14:54:32.07 ID:kbSnN6gzo
伊織「きっと、今私たちが見てる空とは全然違ってるでしょうね」
P「永遠とも言える長さだな、俺にとっては」
プロデューサーは黙ったまま星を眺めたている。
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2012/06/10(日) 14:55:01.24 ID:kbSnN6gzo
P「俺が働けないなら、新しくプロデューサーを雇わなくちゃいけないだろうし」
伊織「なら、返さなくていいから黙って受け取りなさい」
P「……」
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2012/06/10(日) 14:59:51.86 ID:kbSnN6gzo
P「……」
P「……そうかもな」
伊織「ようやくわかったわ」
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