過去ログ - やすな「ぬいぐるみとナイフとリボンの話」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:05:03.82 ID:sk2r3j6w0
つぎのひ 通学路

やすながいつもの道を歩いていると

ソーニャが腕を組んで塀に寄りかかりながら待っていた
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:06:35.67 ID:sk2r3j6w0
あさ 教室

やすな(ソーニャちゃん、私より先に行ったはずなのにまだ来てないなあ)

と、そこにソーニャが教室にやってきた
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:07:53.69 ID:sk2r3j6w0
ソーニャ「お・あ・い・こ・だとぉ?お前のぬいぐるみと私のナイフが?」

ソーニャ「ふざけるな!言っただろう!愛用しているナイフだと!」

やすな「私のだって昔から大事にしているぬいぐるみだよ!」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:08:39.50 ID:sk2r3j6w0
ソーニャ「ほら やすな」

唐突にソーニャが大きめの紙袋を差し出してきた

やすな「? ソーニャちゃん、なにこれ。紙袋?」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:13:20.43 ID:sk2r3j6w0
つぎのひ

ソーニャは朝からピリピリしながらやすなを待っていた

早ければ通学路、遅くとも授業開始前に目的の物を返してもらえると思っていた
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:15:06.79 ID:sk2r3j6w0
ソーニャ「…………あいつ…」

ソーニャはナイフと手紙を箱にしまった

そして、休み時間の許す限りの範囲で校内を探したが、やすなは見つからなかった
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:16:51.59 ID:sk2r3j6w0
やすな「あれ?今ソーニャちゃん「ありがとう」って言った?」

ソーニャ「いや言ってない。頼みたい事があるとは言ったかもしれない」

やすな「もう、ソーニャちゃんってば!」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:19:16.95 ID:sk2r3j6w0
ソーニャ「そうだ、女性が贈り主の場合には基本的にはそうするらしい。
軍人や傭兵関係筋ではよく聞く話だ。
といっても今の時代はナイフではなく銃火器にだがな。
名前や座右の銘とかをサインする場合もあるが、
それはお守りとして簡易的なレベルらしく最上なのはキスマークと言われているんだ」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:20:19.35 ID:sk2r3j6w0

ソーニャ「いや、私もキスマークをつけないと…」

やすな「つけないと、って何に?もしかして、ぴょん助に?」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/12(火) 03:22:15.68 ID:sk2r3j6w0
やすな(こんな真面目な表情をしたソーニャちゃんを見たのって、初めて…?)

やすな(多分、仕事の時だけにする表情なんだろうな…)

やすな(そうだよ…これは…ソーニャちゃんの仕事のためにする“儀式”なんだ)
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