過去ログ - 梓「サナララ」
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101:猫宮[saga]
2012/11/16(金) 19:20:35.05 ID:hyTDBNXf0
「冷蔵庫の物を使い過ぎちゃってごめんね、梓ちゃん。
私のお小遣いで補えそうなら、家からいくらか持って来ようかな……」


「いいってば。ありがと、憂ちゃん」
以下略



102:猫宮[saga]
2012/11/16(金) 19:21:03.05 ID:hyTDBNXf0
「梓ちゃんのギターのチューニングをしてみたんだ。
お姉ちゃんのギターでした事があるだけだから、ちょっと自信は無いんだけど……。
でもね、私、やっぱり梓ちゃんのギターが聴いてみたくて……」


以下略



103:猫宮[saga]
2012/11/16(金) 19:24:44.49 ID:hyTDBNXf0


今回はここまでです。
かなり長い話になってきましたが、よろしくお願いします。


104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/16(金) 22:07:07.05 ID:+Fp8MvKI0
乙です。
これはいいSS。


105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/11/18(日) 00:17:15.71 ID:gwHNlTZH0
おお、面白いですね。
続きを楽しみにしてます。


106:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:17:13.80 ID:k9KWVTOk0
「あ、梓ちゃん……」


憂ちゃんが持っていたギターを置いて、戸惑った声を上げる。
戸惑って当然だと思う。
以下略



107:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:17:40.05 ID:k9KWVTOk0
「来ないで……!
もう傍に……、ひっく、来ないでったら……!
貴方を見ていると辛いの!
貴方を見てると、自分で自分が嫌になるの!
だから……、だ……から、もう……!」
以下略



108:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:18:11.74 ID:k9KWVTOk0
どうしようもないくらいの罪悪感が私の胸に湧き上がる。
やっぱり私は最低なんだ。
何も出来ない上に、誰かを傷付ける事しか出来ない最低な人間なんだ。
それが私なんだ……。
こんな私が憂ちゃんの傍になんか居ていいはずがないんだ。
以下略



109:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:18:41.27 ID:k9KWVTOk0
「ホントはね……、梓ちゃんが何か悩んでるのは分かってたんだ。
多分、音楽の事で悩んでるんだろうな、って事くらいは何となくね……。
この前、急にギターを弾くのをやめたのもそうだし、
実はね、私、その日の夜に、梓ちゃんがギターを持って何処かに行ってたのも気付いてたの。
それで梓ちゃんが音楽……、ギターの事で何かを悩んでるんだ、って思ったんだよ。
以下略



110:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:19:11.73 ID:k9KWVTOk0
「どうして貴方は……、そんなに優しいの……?」


何度言ったか、何度思ったか分からない言葉を私は口にする。
結局、私の疑問はそれに尽きるのかもしれない。
以下略



111:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:19:43.02 ID:k9KWVTOk0
「そんな事……、そんな事あるはずないでしょ、憂ちゃん……。
憂ちゃんは私によくしてくれてるし、優しくないなんてそんな事あるはずないよ。
憂ちゃんが優しくて思いやりがある子だから、私は……。
それが辛くて……、嫌で……、嬉しくて……、悲しくて……。
大体、憂ちゃんは『お試しお願い』を唯さんのために使ったんでしょ?
以下略



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