過去ログ - 禁書目録「それはきっと、幸せだった頃の夢」
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2012/08/06(月) 02:13:57.71 ID:OTk9gfUao
発音もアクセントもめちゃくちゃだけど言いたいことは分かった。
はぁ……とため息カウントをまた一つ更新し、私は腰に手を当てて彼女に向き直る。
『さすがに日本語は大丈夫よね?』
以下略
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2012/08/06(月) 02:23:07.16 ID:OTk9gfUao
『アンタ、それでよく今までロンドンで生きて来れたわね』
外国語が通じないのはここ英国も同じようなものだ。
私みたいな魔術師は日本の敵対組織への対策として日本語を日常会話程度なら支障ない程度に習得しているが、それ以外はお互い様だった。
以下略
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2012/08/06(月) 02:25:47.45 ID:OTk9gfUao
「……」
『三年。多少困る場面もありましたが、何とかなっています』
それで彼女が今までどういう処遇にあったのか理解する。
以下略
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2012/08/06(月) 02:28:55.94 ID:OTk9gfUao
「さてと……」
向いた先は一見何の変哲もない通路壁。漆喰が剥がれて下地のレンガが露出しているだけ――に見えるけれど。
「ここですか?」
以下略
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2012/08/06(月) 02:30:34.64 ID:OTk9gfUao
聖句に反応し、レンガの壁がぱたぱたと内側に折りたたまれるようにして口を開く。
この道自体は立ち入り禁止区域だけれどセキュリティがない。
ときたま駅の周りを探検している悪ガキが迷い込んだりする。
薄い人払いの魔術が常に展開しているためこんな深部まで来るような子はめったにいないけれど。
以下略
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2012/08/06(月) 02:38:45.14 ID:OTk9gfUao
うわぁやっちゃった……と頭を抱え恐る恐る扉の影を覗き込んだ。
「ええと、そのう……ごめんなさい?」
「いや、全然、大丈夫だ。
以下略
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2012/08/06(月) 02:44:16.01 ID:OTk9gfUao
まだプロローグだけどぼちぼちと更新して行こうかと
何かに似てるらしいけど心当たりがない
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2012/08/06(月) 02:56:23.03 ID:wDy2zxCIO
盗人猛々しい
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(新潟・東北)
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2012/08/06(月) 04:24:06.57 ID:6qmbNwtAO
残酷歌劇のひと?
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2012/08/07(火) 22:46:31.15 ID:Wiz6b3VDo
ちょくちょくと投下
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2012/08/07(火) 22:48:41.56 ID:Wiz6b3VDo
その後。
姿の見えなくなったアウレオルスを探していたシスター(三十五歳独身)に三十分ほど揃ってお小言を頂戴した。
どうして私まで説教されないといけないのか。はなはだ理不尽だ。
以下略
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